新電力サービス

Japan電力(くらしプラン)の評判は?燃料費調整費の追加調整に要注意!

Japan電力の評判は?

新電力サービスの一つである「Japan電力」について、

  • 電気料金はどれくらい節約できるの?
  • 他のサービスと比べて安いの?
  • 契約する上で、不便な点はない?

といった疑問をお持ちだと思います。

結論から言うと、「Japan電力(くらしプラン)」は基本料金0円のお得な電気体系が特徴で、地域電力会社(東京電力や関西電力等)に比べて、電気料金は大幅に安くなる可能性はあります。

しかしながら、2022年の約款変更で燃料費調整額の追加調整制度を採用しており、原油高の状況では電気料金が大幅に高騰する可能性があり、非常に注意が必要です!当記事では、そのあたりも詳しく解説しています。

なお、参考までに値上げ前の料金体系は以下記事で紹介しています。

Japan電力(くらしプラン)は安い?
Japan電力(くらしプラン)は安い?評判は? 業界最安水準でおすすめ!新電力サービスの一つである「Japan電力」について、 電気料金はどれくらい節約できるの? 他のサービスと比べて安い...

なお、燃料費調整額の電源調達費による追加調整を採用しているため、現在の市況では他社より大幅に価格が高騰する可能性があり、Japan電力との契約はおすすめできません。

全国の現在価格設定の中でおすすめ電気会社は以下の通りです!

エリア おすすめ電力会社
東京 CDエナジー
北海道 新日本エネルギー
東北 新日本エネルギー
北陸 0円でんき
中部 0円でんき
関西 奈良電力
中国 0円でんき
四国 0円でんき
九州 (調査中)
沖縄 (調査中)

CDエナジー、新日本エネルギー、0円でんき、奈良電力については、それぞれ以下記事からどうぞ!

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Japan電力のメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。

メリット
  • 基本料金は0円で、電力量料金もシンプルでわかりやすい料金体系
  • 使えば使うほど地域電力会社よりお得で、ファミリー世帯には特におすすめ!
デメリット
  • オール電化は未対応
  • 燃料費調整額の追加調整により、見かけ以上に電気料金が高くなる可能性!
  • 1年以内の解約には解約料金発生

当記事では、電気料金節約のため数十社の新電力サービスを比較してきた筆者が、「Japan電力」のサービスについて、料金体系から特徴、注意点まで詳しく紹介します。

基本料金0円!業界最安水準で電気料金の大幅節約可能!
Japan電力公式HP

Japan電力はどんなサービスなの?

Japan電力

「Japan電力」は、Japan電力株式会社が提供する電気販売事業です。

2016年4月1日以降、電力小売全面自由化により、各地域の電力会社(東京電力、関西電力等)以外の事業者も家庭向けに電力販売が可能になりました。

Japan電力株式会社も電力小売全面自由化により電力販売事業に参加した企業のうちの一社です。

そんな「Japan電力」の基本情報は以下の通りになります。

運営会社 Japan電力株式会社
料金体系 基本料金0円型
燃料費調整額の上限 あり
解約違約金 あり(1年以内の解約では発生)
オール電化対応 なし
セット割 なし
料金支払い方法 クレジットカード、口座振替
申し込み方法 電話 or Web経由(HP:Japan電力

また対応地域(最低アンペア数)については、以下の通り、沖縄を除く全国で契約可能です。

北海道 〇(なし) 関西 〇(なし)
東北 〇(なし) 中国 〇(なし)
北陸 〇(なし) 四国 〇(なし)
東京 〇(なし) 九州 〇(なし)
中部 〇(なし) 沖縄 ×

Japan電力(くらしプラン)の電気料金は安いの?

虫眼鏡

Japan電力の料金体系とその特徴について、電気料金の考え方を整理した上で説明します。

先に、Japan電力の料金体系の特徴をまとめると以下の通りになります。

料金体系の特徴
  • 基本料金0円
  • 電力量料金は使えば使うほどお得
  • 燃料費調整費の追加調整制度により、電気料金が大幅高騰の可能性

電気料金の構成要素

そもそも普段支払っている電力料金が、どのような構成になっているのかを簡単に紹介します。電気料金の構成要素は下図の通りです。

電力料金

聞きなれない名称が多くとっつきにくいですが、上図の赤字部分は国の決定や市況に応じて料金単価が決まり電力会社によって差がないため、電力会社を選ぶ上で考慮する必要がありません。

そのため電気料金の節約を検討する上では、以下の2つに着目する必要があります。

  • 基本料金
  • 電力量料金(燃料費調整額を除く)

当記事でも、上記2つについて深掘りして調査を実施しています。

Japan電力の料金プラン

「Japan電力」は料金プランとして、以下3つのプランがあります。

  • くらしプラン
  • しごとプラン
  • 動力プラン

各プランの詳細は割愛しますが、それぞれ以下の通りの違いとなります。

  • くらしプラン:一般家庭向け
  • しごとプラン、どうりょくプラン:商店、事務所、飲食店向け

つまり、一般的家庭向けとしては、くらしプランが当てはまりますので、当記事ではくらしプランの各地域での料金体系を以下表で紹介します。

各地域電力会社との違いが分かるよう、地域電力会社の標準プランと比較しています。

なお、Japan電力は2022年5月16日以降申し込み分より、電気料金改定を発表しており、以下表は改訂後の価格となっています。

確認したい地域のタブをクリックして、料金体系をご確認ください!

東京
北海道
東北
北陸
中部
関西
中国
四国
九州
東京電力
(スタンダードS)
Japan電力
(くらしプラン)
基本料金
(円)
10A  286 10A 0
15A 429 15A
20A 572 20A
30A  858 30A
40A  1,144 40A
50A  1,430 50A
60A  1,716 60A
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 19.88 ~400kWh 27.00
121~300kWh 26.46
301kWh~ 30.57 401kWh~ 26.00
北海道電力
(エネとくポイントプラン)
Japan電力
(くらしプラン)
基本料金
(円)
10A 231 10A 0
15A 401 15A
20A 572 20A
30A 913 30A
40A 1,254 40A
50A 1,595 50A
60A 1,936 60A
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 23.97 ~400kWh 30.00
121~300kWh 30.26
301kWh~ 33.98 401kWh~ 29.00
東北電力
(よりそう+eねっとバリュー)
Japan電力
(くらしプラン)
基本料金
(円)
10A 275 10A 0
15A 440 15A
20A 605 20A
30A 935 30A
40A 1,265 40A
50A 1,595 50A
60A 1,925 60A
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 18.58 ~400kWh 27.00
121~300kWh 25.33
301kWh~ 29.28 401kWh~ 26.00
北陸電力
(従量電灯ネクスト)
Japan電力
(くらしプラン)
基本料金
(円)
10A 242 10A 0
15A 363 15A
20A 484 20A
30A 726 30A
40A 968 40A
50A 1,210 50A
60A 1,452 60A
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 17.84 ~400kWh 26.00
121~300kWh 21.73
301kWh~ 23.44 401kWh~ 25.00
中部電力
(おとくプラン)
Japan電力
(くらしプラン)
基本料金
(円)
10A 286 10A 0
15A 429 15A
20A 572 20A
30A 858 30A
40A 1,144 40A
50A 1,430 50A
60A 1,716 60A
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 21.04 ~400kWh 27.00
121~300kWh 25.51
301kWh~ 28.46 401kWh~ 26.00
関西電力
(従量電灯A)
Japan電力
(くらしプラン)
基本料金
(円)
最低料金
(~15kWh)
341.01 最低料金
(~15kWh)
0
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 20.31 ~400kWh 26.00
121~300kWh 25.71
301kWh~ 28.70 401kWh~ 25.00
中国電力
(従量電灯A)
Japan電力
(くらしプラン)
基本料金
(円)
最低料金
(~15kWh)
336.87 最低料金
(~15kWh)
0
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 20.76 ~400kWh 26.00
121~300kWh 27.44
301kWh~ 29.56 401kWh~ 25.00
四国電力
(従量電灯A)
Japan電力
(くらしプラン)
基本料金
(円)
最低料金
(~15kWh)
411.40 最低料金
(~15kWh)
0
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 20.37 ~400kWh 26.00
121~300kWh 26.99
301kWh~ 28.3 401kWh~ 25.00
九州電力
(スマートファミリープラン)
Japan電力
(くらしプラン)
基本料金
(円)
10A 297 10A 0
15A 445 15A
20A 594 20A
30A 891 30A
40A 1,188 40A
50A 1,485 50A
60A 1,782 60A
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 17.46 ~400kWh 26.00
121~300kWh 23.06
301kWh~ 24.96 401kWh~ 25.00

Japan電力(くらしプラン)の料金体系の特徴

上記で、「Japan電力(くらしプラン)」の料金体系を記載しましたが、ポイントは以下の通りです。

  • 基本料金0円で年間1万円以上節約可能
  • 使った分だけ電気料金を請求するシンプルな料金体系
  • 燃料費調整額は電源調達費が反映され、他社より高騰する可能性あり

それぞれ、以下で詳しく説明します。

基本料金0円で年間1万円以上節約可能

Japan電力は基本料金0円

Japan電力では、電気の基本料金が全くかかりません

基本料金は電気使用有無に関わらず請求され、電力会社の安定供給のために設定されている固定料金になります。

電気使用料に関わらず料金が発生し、ユーザー側からすると意味もなく料金を徴収されているので、できれば料金を下げたいですよね。

ファミリー世帯の場合、30A以上の世帯向けの契約のケースが多いですので、地域電力会社では年間1.5万円前後の基本料金がかかっているため、その分が節約可能です。

1年間で考えると1~2万円ですが、電気料金は毎年料金がかかるものですので、数十年蓄積すると大きな金額になります。

そのため、基本料金を削減できるならば、早く切り替えたほうがお得です!

使った分だけ電気料金を請求するシンプルな料金体系!

基本料金が0円ですので、電気料金は電力使用量に応じた料金だけです。

一般的に、地域電力会社の電力量料金は段階性料金を取っており、電力使用量に応じて料金が変化し、電力使用量が増えるほど単価が大きくなる設定となっています。

一方、「Japan電力」も段階性料金になっていますが、地域電力会社とは対照的に電力使用量が増えるほど、電力量料金が安くなる料金体系になっています。

例:東京電力エリア

東京電力
(スタンダードS)
Japan電力
(くらしプラン)
基本料金
(円)
10A  286 10A 0
15A 429 15A
20A 572 20A
30A  858 30A
40A  1,144 40A
50A  1,430 50A
60A  1,716 60A
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 19.88 ~400kWh 27.00
121~300kWh 26.46
301kWh~ 30.57 401kWh~ 26.00

電力使用量が少ない時は地域電力会社の方が電力量料金は安いですが、地域電力会社は電力使用量が増えるほど単価が上がるため、一定の電力使用量(400kWh程度)を超えると、地域電力会社の方が料金は高くなり、電力使用量が増えるほどお得になる構造になっています。

特に電力使用量が多いファミリー世帯にとって、この料金体系は非常に助かりますよね。

燃料費調整額は電源調達費が反映され他社より高騰する可能性あり!

Japan電力では、2022年6月の約款改訂により、燃料費調整額の算出方向の変更を発表しています。

以下が、約款改訂内容の抜粋です。

燃料価格や卸電力市場における電力取引価格の変動を当社の電源調達の実態に即して適切に電気料金に反映するため、以下の内容の「燃料費等調整額」の加減算を適用いたします。

■燃料費等調整額とは
燃料費等調整額とは、使用電力量に対して、【〔固定電源比率 ×(燃料費調整単価+離島ユニバーサルサービス調整単価)〕+〔変動電源比率 × 調達費調整単価〕】の算式により算定する燃料費等調整単価を乗じた金額をいいます。

なお、燃料費等調整単価が 0 より大きい場合に電気料金に加算、0 より小さい場合に電気料金から減算となります。

なお、当社の電力仕入において一定期間・一定量の電力を固定価格で調達するものを固定電源といい、一般社団法人日本卸電力取引所において変動する市場価格による仕入等、固定電源に該当しないものを変動電源といいます。
出所:Japan電力

これ何を言っているのかというと、「燃料費調整単価」(すべての電力会社で共通で発生する費用)の算出において、電力価格の市況価格に応じて、金額を追加で調整するということを述べています。

つまり、現在のような原油高の状況で市場価格が高騰している際は、電気料金が他社に比べて大幅に高騰する可能性があるということです。(逆に、市況価格が下がっているときには、電力価格が他社より安くなる可能性もあります)

現在のような市況においては、表面上の電気料金には表れない隠れ値上げになりますので、非常に注意が必要です。

電気料金シミュレーション

グラフ_PC

ここまで料金体系についてみてきましたが、実際にどの程度の電気料金になるか、地域電力会社に比べてどの程度節約可能かを説明します。

なお、燃料費の追加調整に関わる料金については、計算方法の詳細が公開されていませんので、考慮できていません。こちらの料金計算は以下前提で実施しています。

  • 燃料調整費と再エネ賦課金は算出対象外であり、実際の電気料金とは異なる
  • ( )内は地域電力会社の標準プランとの金額差
  • 燃料費追加調整に関する点は考慮していない

まずはJapan電力(くらしプラン)の電力量料金ですが、各地域ごとに電力使用量に応じた金額がかかるだけですので、契約アンペア数に限らず一定となります。その金額は以下の通りとなります。

東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州
100kWh 2,700円 3,000円 2,700円 2,600円 2,700円 2,600円 2,600円 2,600円 2,600円
200kWh 5,400円 6,000円 5,400円 5,200円 5,400円 5,200円 5,200円 5,200円 5,200円
300kWh 8,100円 9,000円 8,100円 7,800円 8,100円 7,800円 7,800円 7,800円 7,800円
400kWh 10,800円 12,000円 10,800円 10,400円 10,800円 10,400円 10,400円 10,400円 10,400円
500kWh 13,400円 14,900円 13,400円 12,900円 13,400円 12,900円 12,900円 12,900円 12,900円
600kWh 16,000円 17,800円 16,000円 15,400円 16,000円 15,400円 15,400円 15,400円 15,400円
700kWh 18,600円 20,700円 18,600円 17,900円 18,600円 17,900円 17,900円 17,900円 17,900円
800kWh 21,200円 23,600円 21,200円 20,400円 21,200円 20,400円 20,400円 20,400円 20,400円

上記の金額が、地域電力会社を使用した場合に比べて、どの程度の節約になるのか、以下表にまとめています。

契約アンペア毎に変わってきますので、ご自身の該当するアンペアをクリックしてみてください!(以下表の赤字部分は、地域電力会社に比べて料金が高くなる部分です。)

10A
15A
20A
30A
40A
50A
60A
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州
100kWh 426円 372円 567円 574円 310円 569円 524円 563円 557円
200kWh 612円 472円 869円 1,079円 548円 706円 514円 596円 963円
300kWh 666円 371円 1,036円 1,506円 697円 735円 370円 497円 1,257円
400kWh 309円 -27円 808円 1,762円 551円 465円 14円 267円 1,361円
500kWh -148円 -525円 480円 1,918円 305円 95円 -442円 -63円 1,365円
600kWh -605円 -1,023円 152円 2,074円 59円 -275円 -898円 -393円 1,369円
700kWh -1,062円 -1,521円 -176円 2,230円 -187円 -645円 -1,354円 -723円 1,373円
800kWh -1,519円 -2,019円 -504円 2,386円 -433円 -1,015円 -1,810円 -1,053円 1,377円
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州
100kWh 283円 202円 402円 453円 167円 569円 524円 563円 409円
200kWh 469円 302円 704円 958円 405円 706円 514円 596円 815円
300kWh 523円 201円 871円 1,385円 554円 735円 370円 497円 1,109円
400kWh 166円 -197円 643円 1,641円 408円 465円 14円 267円 1,213円
500kWh -291円 -695円 315円 1,797円 162円 95円 -442円 -63円 1,217円
600kWh -748円 -1,193円 -13円 1,953円 -84円 -275円 -898円 -393円 1,221円
700kWh -1,205円 -1,691円 -341円 2,109円 -330円 -645円 -1,354円 -723円 1,225円
800kWh -1,662円 -2,189円 -669円 2,265円 -576円 -1,015円 -1,810円 -1,053円 1,229円
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州
100kWh 140円 31円 237円 332円 24円 569円 524円 563円 260円
200kWh 326円 131円 539円 837円 262円 706円 514円 596円 666円
300kWh 380円 30円 706円 1,264円 411円 735円 370円 497円 960円
400kWh 23円 -368円 478円 1,520円 265円 465円 14円 267円 1,064円
500kWh -434円 -866円 150円 1,676円 19円 95円 -442円 -63円 1,068円
600kWh -891円 -1,364円 -178円 1,832円 -227円 -275円 -898円 -393円 1,072円
700kWh -1,348円 -1,862円 -506円 1,988円 -473円 -645円 -1,354円 -723円 1,076円
800kWh -1,805円 -2,360円 -834円 2,144円 -719円 -1,015円 -1,810円 -1,053円 1,080円
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州
100kWh -146円 -310円 -93円 90円 -262円 569円 524円 563円 -37円
200kWh 40円 -210円 209円 595円 -24円 706円 514円 596円 369円
300kWh 94円 -311円 376円 1,022円 125円 735円 370円 497円 663円
400kWh -263円 -709円 148円 1,278円 -21円 465円 14円 267円 767円
500kWh -720円 -1,207円 -180円 1,434円 -267円 95円 -442円 -63円 771円
600kWh -1,177円 -1,705円 -508円 1,590円 -513円 -275円 -898円 -393円 775円
700kWh -1,634円 -2,203円 -836円 1,746円 -759円 -645円 -1,354円 -723円 779円
800kWh -2,091円 -2,701円 -1,164円 1,902円 -1,005円 -1,015円 -1,810円 -1,053円 783円
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州
100kWh -432円 -651円 -423円 -152円 -548円 569円 524円 563円 -334円
200kWh -246円 -551円 -121円 353円 -310円 706円 514円 596円 72円
300kWh -192円 -652円 46円 780円 -161円 735円 370円 497円 366円
400kWh -549円 -1,050円 -182円 1,036円 -307円 465円 14円 267円 470円
500kWh -1,006円 -1,548円 -510円 1,192円 -553円 95円 -442円 -63円 474円
600kWh -1,463円 -2,046円 -838円 1,348円 -799円 -275円 -898円 -393円 478円
700kWh -1,920円 -2,544円 -1,166円 1,504円 -1,045円 -645円 -1,354円 -723円 482円
800kWh -2,377円 -3,042円 -1,494円 1,660円 -1,291円 -1,015円 -1,810円 -1,053円 486円
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州
100kWh -718円 -992円 -753円 -394円 -834円 569円 524円 563円 -631円
200kWh -532円 -892円 -451円 111円 -596円 706円 514円 596円 -225円
300kWh -478円 -993円 -284円 538円 -447円 735円 370円 497円 69円
400kWh -835円 -1,391円 -512円 794円 -593円 465円 14円 267円 173円
500kWh -1,292円 -1,889円 -840円 950円 -839円 95円 -442円 -63円 177円
600kWh -1,749円 -2,387円 -1,168円 1,106円 -1,085円 -275円 -898円 -393円 181円
700kWh -2,206円 -2,885円 -1,496円 1,262円 -1,331円 -645円 -1,354円 -723円 185円
800kWh -2,663円 -3,383円 -1,824円 1,418円 -1,577円 -1,015円 -1,810円 -1,053円 189円
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州
100kWh -1,004円 -1,333円 -1,083円 -636円 -1,120円 569円 524円 563円 -928円
200kWh -818円 -1,233円 -781円 -131円 -882円 706円 514円 596円 -522円
300kWh -764円 -1,334円 -614円 296円 -733円 735円 370円 497円 -228円
400kWh -1,121円 -1,732円 -842円 552円 -879円 465円 14円 267円 -124円
500kWh -1,578円 -2,230円 -1,170円 708円 -1,125円 95円 -442円 -63円 -120円
600kWh -2,035円 -2,728円 -1,498円 864円 -1,371円 -275円 -898円 -393円 -116円
700kWh -2,492円 -3,226円 -1,826円 1,020円 -1,617円 -645円 -1,354円 -723円 -112円
800kWh -2,949円 -3,724円 -2,154円 1,176円 -1,863円 -1,015円 -1,810円 -1,053円 -108円
わかったこと
  • 北陸、関西、四国、九州は、電力使用量が多くてもあまり節約効果なし
  • 東京、北海道では節約効果大きく、電力使用量の多いファミリー世帯ならば、最大で年間3万円以上の節約が可能
  • なお、上記は燃料費の追加調整を考慮していないため、要注意

基本料金0円!業界最安水準で電気料金の大幅節約可能!
Japan電力公式HP

他の新電力会社との比較

ここまで、Japan電力(くらしプラン)の料金について紹介してきましたが、他の電力販売事業者との比較します。

従来Japan電力は、全国的に非常に競争力のある価格設定だったのですが、2022年5月に発表したの電気料金の価格改定により、一部地域ではほとんど節約効果がなくなっていますと言えます。

加えて、燃料費調整額の電源調達費による追加調整を採用しているため、現在の市況では他社より大幅に価格が高騰する可能性があり、おすすめできません。

全国の現在価格設定の中でおすすめ電気会社は以下の通りです!

エリア おすすめ電力会社
東京 CDエナジー
北海道 新日本エネルギー
東北 新日本エネルギー
北陸 0円でんき
中部 0円でんき
関西 奈良電力
中国 0円でんき
四国 0円でんき
九州 (調査中)
沖縄 (調査中)

CDエナジー、新日本エネルギー、0円でんき、奈良電力については、それぞれ以下記事からどうぞ!

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ちなみに、非常に価格競争力が高かった、今までのJapan電力の価格表は以下記事で紹介しています。

この頃の価格設定に戻ってほしいですね。

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Japan電力の注意点

チェック

ここまで主にJapan電力の長所についてみてきましたが、注意点についても説明します。

  • オール電化は未対応
  • 1年以内の解約には解約料金3,000円が発生
  • 燃料費調整額の追加調整(電源調達費の反映)で電気価格大幅高騰の可能性

それぞれ、以下で詳しく見てみます。

オール電化は未対応

オール電化とは、通常はガスを利用する調理や給湯等を含め、家庭で必要となるエネルギーをすべて電力で賄える住宅の事です。

Japan電力ですが、残念ながらオール電化住宅には対応していないため、この場合別の電力会社と契約する必要があります。

1年以内の解約には解約料金3,000円が発生

多くの新電力サービスが解約料金0円を売りにしており、乗り換えのしやすさが特徴の一つとなっています。

Japan電力も以前は同じ考え方でしたが、2022年6月の約款改訂により、1年以内の解約には解約料金3,000円が発生する料金体系に変更になりました。

他の新電力サービスと同じと認識していると思わぬ出費が発生してしまいますので、注意が必要です。

燃料費調整額の追加調整(電源調達費の反映)で電気価格大幅高騰の可能性

電気料金の紹介にも記載しましたが、Japan電力では2022年6月の約款変更により、「燃料費調整額」の追加調整(電源調達費の反映)を電気料金算出に採用しています。

これにより、電気料金が割安になる可能性もありますが、逆に割高になる可能性もあります。

現在の原油高の状況では、地域電力会社に比べて大幅に価格が高くなる可能性があるので、注意が必要です。

Japan電力の口コミは?

実際にSNS上で、Japan電力を使用している方の口コミや評判を確認してみましたが、特に見つかりませんでした。

サービスに関する不満等もありませんでしたので、問題なく使用できていると想定されます。

Japan電力の申し込み方法

Japan電力ご利用の流れ

Japan電力の申し込みに必要な書類や申し込み方法を説明します。

申し込みに必要な情報

まず申し込みに必要な情報は以下の通りとなります。

  1. お客様基本情報(住所、電話番号等)
  2. 現在使用中の電気料金に関わる情報

現在使用中の電気料金に関わる情報については、以下のような検針票やHPのマイページからご確認ください!

検針票

Webでの申し込みの手順

Japan電力には電話とWebから、それぞれ申し込み可能ですが、Webでの申し込みの手順は以下の通りになります。

  1. Japan電力HPにアクセス(左のリンクをクリック)
  2. 必要情報を入力
  1. Japan電力HPにアクセスすると以下ページに飛びます。ページ中ほどにあるオレンジのボタン「お申し込みはこちら」をクリックしてください
    Japan電力公式HPJapan電力公式HP2
  2. 次に、以下の入力画面に移動しますので、ここに必要情報を入力し、最後にページ下部にあるオレンジのボタン「送信」をクリックして、申し込みを完了させますJapan電力お申込みフォームJapan電力お申込みフォーム2

以上が、Japan電力の申し込み方法になりますが、非常に簡単ですね!!

Japan電力(くらしプラン)は、燃料費調整額の追加調整に要注意!

コイン

当記事でJapan電力の特徴について紹介してきましたが、改めて掲載すると以下の通りとなります。

メリット
  • 基本料金は0円で、電力量料金もシンプルでわかりやすい料金体系
  • 使えば使うほど地域電力会社よりお得で、ファミリー世帯には特におすすめ!
デメリット
  • オール電化は未対応
  • 燃料費調整額の追加調整により、見かけ以上に電気料金が高くなる可能性!
  • 1年以内の解約には解約料金発生

特に、シンプルで非常にわかりやすい料金体系が特徴ですが、2022年の約款変更で燃料費調整額の追加調整制度を採用しており、原油高の状況では電気料金が大幅に高騰する可能性があり、非常に注意が必要です!

基本料金0円!業界最安水準で電気料金の大幅節約可能!
Japan電力公式HP

なお、燃料費調整額の電源調達費による追加調整を採用しているため、現在の市況では他社より大幅に価格が高騰する可能性があり、Japan電力との契約はおすすめできません。

全国の現在価格設定の中でおすすめ電気会社は以下の通りです!

エリア おすすめ電力会社
東京 CDエナジー
北海道 新日本エネルギー
東北 新日本エネルギー
北陸 0円でんき
中部 0円でんき
関西 奈良電力
中国 0円でんき
四国 0円でんき
九州 (調査中)
沖縄 (調査中)

CDエナジー、新日本エネルギー、0円でんき、奈良電力については、それぞれ以下記事からどうぞ!

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