新電力サービス

Looopでんき(おうちプラン)は安い?22年4月の値上げでお得感低下!

Looopでんきは安い?

新電力サービスの一つである「Looopでんき」について、

  • 電気料金はどれくらい節約できるの?
  • 他のサービスと比べて安いの?
  • 契約する上で、不便な点はない?

といった疑問をお持ちだと思います。

結論から言うと、「Looopでんき」は基本料金0円のシンプルな電気体系の新電力サービスで、以前は地域電力会社に比べて非常にお得でした。

しかし、2022年4月末の値上げの影響により、ほとんどの地域において地域電力会社(東京電力や関西電力等)に比べて、お得感がない状況となっています!

つまり、電気料金の節約を目的に検討をするならば、より安い新電力サービスは他にたくさんあります。

Looopでんき以外ですと、地域ごとにお勧めのサービスは異なっており、以下の通りとなります。

エリア おすすめ電力会社
東京 どこよりも電気
北海道 どこよりも電気
東北 どこよりも電気
北陸 0円でんき
中部 どこよりも電気
関西 どこよりも電気
中国 どこよりも電気
四国 0円でんき
九州 0円でんき
沖縄 (調査中)

どこよりも電気、0円でんきについては、それぞれ以下記事からどうぞ!

どこよりも電気は安いの?
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Looopでんきのメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。

メリット
  • 基本料金は0円で、電力量料金もシンプルでわかりやすい料金体系
  • 解約料金も0円
  • 全国で契約可能
  • オール電化対応プランやセット割引もあり
デメリット
  • 2022年4月の値上げによりお得感はかなり低い
  • 燃料費調整額の上限は撤廃

当記事では、電気料金節約のため数十社の新電力サービスを比較してきた筆者が、「Looopでんき」のサービスについて、料金体系から特徴、注意点まで詳しく紹介します。

基本料金0円のシンプルな料金体系!基本料金0円!Looopでんき公式サイト

Looopでんきはどんなサービスなの?

Looopでんき

「Looopでんき」は、株式会社Looopが提供する電気販売事業です。

2016年4月1日以降、電力小売全面自由化により、各地域の電力会社(東京電力、関西電力等)以外の事業者も家庭向けに電力販売が可能になりました。

株式会社Looopも電力小売全面自由化により電力販売事業に参加した企業のうちの一社です。

そんな「Looopでんき」の基本情報は以下の通りになります。

なお、Looopでんきは、2022年4月1日から新規契約の受付を停止しております!(6月頃再開予定)

運営会社 株式会社Looop
料金体系 基本料金0円型
燃料費調整額の上限 なし
解約違約金 なし
オール電化対応 あり
セット割 あり
料金支払い方法 クレジットカード
申し込み方法 Web経由(HP:【Looopでんき】

また対応地域(最低アンペア数)については、以下の通り、全国で契約可能です。

北海道 〇(なし) 関西 〇(なし)
東北 〇(なし) 中国 〇(なし)
北陸 〇(なし) 四国 〇(なし)
東京 〇(なし) 九州 〇(なし)
中部 〇(なし) 沖縄 〇(なし)

Looopでんき(おうちプラン)の電気料金は安いの?

虫眼鏡

Looopでんきの料金体系とその特徴について、電気料金の考え方を整理した上で説明します。

先に、Looopでんきの料金体系の特徴をまとめると以下の通りになります。

料金体系の特徴
  • 基本料金0円
  • 値上げによりお得感は大幅ダウン
  • 地域電力会社よりお得だが、より安い新電力サービスはある

電気料金の構成要素

そもそも普段支払っている電力料金が、どのような構成になっているのかを簡単に紹介します。電気料金の構成要素は下図の通りです。

電力料金

聞きなれない名称が多くとっつきにくいですが、上図の赤字部分は国の決定や市況に応じて料金単価が決まり電力会社によって差がないため、電力会社を選ぶ上で考慮する必要がありません。

そのため電気料金の節約を検討する上では、以下の2つに着目する必要があります。

  • 基本料金
  • 電力量料金(燃料費調整額を除く)

当記事でも、上記2つについて深掘りして調査を実施しています。

Looopでんきの料金プラン

「Looopでんき」は料金プランとして、以下5つのプランがあります。

  • おうちプラン
  • スマートタイムプラン
  • 再エネどんどん割(北海道限定)
  • ビジネスプラン
  • 動力プラン

各プランの詳細は割愛しますが、それぞれ以下の通りの違いとなります。

  • おうちプラン:一般家庭向け
  • 再エネどんどん割:再生可能エネルギー特化プラン(北海道限定)
  • スマートタイムプラン:オール電化住宅向け
  • ビジネスプラン、動力プラン:事務所や飲食店向け

一般的家庭向けとしては、おうちプランが当てはまりますので、当記事ではおうちプランの各地域での料金体系を以下表で紹介します。

各地域電力会社との違いが分かるよう、地域電力会社の標準プランと比較しています。

確認したい地域のタブをクリックして、料金体系をご確認ください!

東京
北海道
東北
北陸
中部
関西
中国
四国
九州
沖縄
  東京電力
(スタンダードS)
Looopでんき
(おうちプラン)
基本料金
(円)
30A  858 0
40A  1,144
50A  1,430
60A  1,716
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 19.88 28.80
121~300kWh 26.46
301kWh~ 30.57
  北海道電力
(エネとくポイントプラン)
Looopでんき
(おうちプラン)
基本料金
(円)
40A 1,254 0
50A 1,595
60A 1,936
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 23.97 32.00
121~280kWh 30.26
281kWh~ 33.98
  東北電力
(よりそう+eねっとバリュー)
Looopでんき
(おうちプラン)
基本料金
(円)
40A 1,265 0
50A 1,595
60A 1,925
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 18.58 28.00
121~300kWh 25.33
301kWh~ 29.28
  北陸電力
(従量電灯ネクスト)
Looopでんき
(おうちプラン)
基本料金
(円)
40A 968 0
50A 1,210
60A 1,452
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 17.84 25.50
121~300kWh 21.73
301kWh~ 23.44
  中部電力
(おとくプラン)
Looopでんき
(おうちプラン)
基本料金
(円)
40A 1,144 0
50A 1,430
60A 1,716
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 21.04 28.50
121~300kWh 25.51
301kWh~ 28.46
関西電力
(従量電灯A)
Looopでんき
(おうちプラン)
基本料金
(円)
最低料金
(~15kWh)
 341.01 0
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 20.31 25.50
121~300kWh 25.71
301kWh~ 28.70
中国電力
(従量電灯A)
Looopでんき
(おうちプラン)
基本料金
(円)
最低料金
(~15kWh)
 336.87 0
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 20.76 26.50
121~300kWh 27.44
301kWh~ 29.56
四国電力
(従量電灯A)
Looopでんき
(おうちプラン)
基本料金
(円)
最低料金
(~15kWh)
 411.40 0
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 20.37 26.90
121~300kWh 26.99
301kWh~ 28.30
  九州電力
(スマートファミリープラン)
Looopでんき
(おうちプラン)
基本料金
(円)
30A 891
0
40A 1,188
50A 1,485
60A 1,782
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 17.46 25.40
121~300kWh 23.06
301kWh~ 24.96
沖縄電力
(グッドバリュープラン)
Looopでんき
(おうちプラン)
基本料金
(円)
最低料金
(~15kWh)
 402.40 0
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 22.95 28.50
121~300kWh 28.01
301kWh~ 29.34

Looopでんきの料金体系の特徴

上記で、「Looopでんき」の料金体系を記載しましたが、ポイントは以下の通りです。

  • 基本料金0円で年間1万円以上節約可能
  • 値上げによりお得感はかなり低い

それぞれ、以下で詳しく説明します。

基本料金0円で年間1万円以上節約可能

基本料金0円

Looopでんきでは、電気の基本料金が全くかかりません

基本料金は電気使用有無に関わらず請求され、電力会社の安定供給のために設定されている固定料金になります。

電気使用料に関わらず料金が発生し、ユーザー側からすると意味もなく料金を徴収されているので、できれば料金を下げたいですよね。

ファミリー世帯の場合、30A以上の世帯向けの契約のケースが多いですので、地域電力会社では年間1.5万円前後の基本料金がかかっているため、その分が節約可能です。

1年間で考えると1~2万円ですが、電気料金は毎年料金がかかるものですので、数十年蓄積すると大きな金額になります。

そのため、基本料金を削減できるならば、早く切り替えたほうがお得です!

使った分だけ電気料金を請求するシンプルな料金体系!

基本料金が0円ですので、電気料金は電力使用量に応じた料金だけです。

一般的に、地域電力会社の電力量料金は段階性料金を取っており、電力使用量に応じて料金が変化し、電力使用量が増えるほど単価が大きくなる設定となっています。

一方、「Looopでんき」は非常にシンプルな料金体系を取っており、契約可能なすべての地域において、電力量料金は一定の金額になっており、非常にシンプルでわかりやすい料金体系となっています。

例:東京電力エリア

  東京電力
(スタンダードS)
Looopでんき
(おうちプラン)

基本料金
(円)
20A 572 0
30A  858
40A  1,144
50A  1,430
60A  1,716
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 19.88 28.80
121~300kWh 26.46
301kWh~ 30.57

以前までは電力使用量が少ない時は、地域電力会社の方が電力量料金は安いですが、地域電力会社は電力使用量が増えるほど単価が上がるため、一定の電力使用量(300kWh程度)を超えると、地域電力会社の方が料金は高くなり、電力使用量が増えるほどお得になる構造になっていました。

しかし、Looopでんきが、2022年4月末に5~20%程度の大幅な値上げをしたことにより、上記のお得な料金構造は崩れてしまっています。

値上げ

いま現在、電力使用量が増えれば増えるほどお得になる地域は以下地域のみです。(単価差1円以上のみ抜粋)

  • 東京
  • 北海道
  • 東北
  • 四国
  • 中国
  • 関西

逆に上記以外の地域においては、Looopでんきの電力料金単価が常に地域電力会社より高いため、お得感をほぼ享受できなくなっています。

つまり、上記以外の地域でLooopでんきを契約するメリットはほとんどないと言えます。

電気料金シミュレーション

グラフ_PC

ここまで料金体系についてみてきましたが、実際にどの程度の電気料金になるか、地域電力会社に比べてどの程度節約可能かを説明します。

なお、こちらの料金計算は以下前提で実施しています。

  • 燃料調整費と再エネ賦課金は算出対象外であり、実際の電気料金とは異なる
  • ( )内は地域電力会社の標準プランとの金額差

まずはLooopでんきの電力量料金ですが、各地域ごとに電力使用量に応じた金額がかかるだけですので、契約アンペア数に限らず一定となります。その金額は以下の通りとなります。

東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州 沖縄
100kWh 2,880円 3,200円 2,800円 2,550円 2,850円 2,550円 2,650円 2,690円 2,540円 2,850円
200kWh 5,760円 6,400円 5,600円 5,100円 5,700円 5,100円 5,300円 5,380円 5,080円 5,700円
300kWh 8,640円 9,600円 8,400円 7,650円 8,550円 7,650円 7,950円 8,070円 7,620円 8,550

400kWh 11,520円 12,800円 11,200円 10,200円 11,400円 10,200円 10,600円 10,760円 10,160円 11,400円
500kWh 14,400円 16,000円 14,000円 12,750円 14,250円 12,750円 13,250円 13,450円 12,700円 14,250円
600kWh 17,280円 19,200円 16,800円 15,300円 17,100円 15,300円 15,900円 16,140円 15,240円 17,100円
700kWh 20,160円 22,400円 19,600円 17,850円 19,950円 17,850円 18,550円 18,830円 17,780円 19,950円
800kWh 23,040円 25,600円 22,400円 20,400円 22,800円 20,400円 21,200円 21,520円 20,320円 22,800円

上記の金額が、地域電力会社を使用した場合に比べて、どの程度の節約になるのか、以下表にまとめています。

契約アンペア毎に変わってきますので、ご自身の該当するアンペアをクリックしてみてください!

10A
15A
20A
30A
40A
50A
60A
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州 沖縄
100kWh 606円 572円 667円 524円 460円 519円 574円 653円 497円 555円
200kWh 972円 872円 1,069円 979円 848円 606円 614円 776円 843円 705円
300kWh 1,206円 971円 1,336円 1,356円 1,147円 585円 520円 767円 1,077円 754円
400kWh 1,029円 773円 1,208円 1,562円 1,151円 265円 214円 627円 1,121円 670円
500kWh 852円 575円 1,080円 1,768円 1,155円 -55円 -92円 487円 1,165円 586円
600kWh 675円 377円 952円 1,974円 1,159円 -375円 -398円 347円 1,209円 502円
700kWh 498円 179円 824円 2,180円 1,163円 -695円 -704円 207円 1,253円 418円
800kWh 321円 -19円 696円 2,386円 1,167円 -1,015円 -1,010円 67円 1,297円 334円
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州 沖縄
100kWh 463円 402円 502円 403円 317円 519円 574円 653円 349円 555円
200kWh 829円 702円 904円 858円 705円 606円 614円 776円 695円 705円
300kWh 1,063円 801円 1,171円 1,235円 1,004円 585円 520円 767円 929円 754円
400kWh 886円 603円 1,043円 1,441円 1,008円 265円 214円 627円 973円 670円
500kWh 709円 405円 915円 1,647円 1,012円 -55円 -92円 487円 1,017円 586円
600kWh 532円 207円 787円 1,853円 1,016円 -375円 -398円 347円 1,061円 502円
700kWh 355円 9円 659円 2,059円 1,020円 -695円 -704円 207円 1,105円 418円
800kWh 178円 -189円 531円 2,265円 1,024円 -1,015円 -1,010円 67円 1,149円 334円
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州 沖縄
100kWh 320円 231円 337円 282円 174円 519円 574円 653円 200円 555円
200kWh 686円 531円 739円 737円 562円 606円 614円 776円 546円 705円
300kWh 920円 630円 1,006円 1,114円 861円 585円 520円 767円 780円 754円
400kWh 743円 432円 878円 1,320円 865円 265円 214円 627円 824円 670円
500kWh 566円 234円 750円 1,526円 869円 -55円 -92円 487円 868円 586円
600kWh 389円 36円 622円 1,732円 873円 -375円 -398円 347円 912円 502円
700kWh 212円 -162円 494円 1,938円 877円 -695円 -704円 207円 956円 418円
800kWh 35円 -360円 366円 2,144円 881円 -1,015円 -1,010円 67円 1,000円 334円
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州 沖縄
100kWh 34円 -110円 7円 40円 -112円 519円 574円 653円 -97円 555円
200kWh 400円 190円 409円 495円 276円 606円 614円 776円 249円 705円
300kWh 634円 289円 676円 872円 575円 585円 520円 767円 483円 754円
400kWh 457円 91円 548円 1,078円 579円 265円 214円 627円 527円 670円
500kWh 280円 -107円 420円 1,284円 583円 -55円 -92円 487円 571円 586円
600kWh 103円 -305円 292円 1,490円 587円 -375円 -398円 347円 615円 502円
700kWh -74円 -503円 164円 1,696円 591円 -695円 -704円 207円 659円 418円
800kWh -251円 -701円 36円 1,902円 595円 -1,015円 -1,010円 67円 703円 334円
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州 沖縄
100kWh -252円 -451円 -323円 -202円 -398円 519円 574円 653円 -394円 555円
200kWh 114円 -151円 79円 253円 -10円 606円 614円 776円 -48円 705円
300kWh 348円 -52円 346円 630円 289円 585円 520円 767円 186円 754円
400kWh 171円 -250円 218円 836円 293円 265円 214円 627円 230円 670円
500kWh -6円 -448円 90円 1,042円 297円 -55円 -92円 487円 274円 586円
600kWh -183円 -646円 -38円 1,248円 301円 -375円 -398円 347円 318円 502円
700kWh -360円 -844円 -166円 1,454円 305円 -695円 -704円 207円 362円 418円
800kWh -537円 -1,042円 -294円 1,660円 309円 -1,015円 -1,010円 67円 406円 334円
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州 沖縄
100kWh -538円 -792円 -653円 -444円 -684円 519円 574円 653円 -691円 555円
200kWh -172円 -492円 -251円 11円 -296円 606円 614円 776円 -345円 705円
300kWh 62円 -393円 16円 388円 3円 585円 520円 767円 -111円 754円
400kWh -115円 -591円 -112円 594円 7円 265円 214円 627円 -67円 670円
500kWh -292円 -789円 -240円 800円 11円 -55円 -92円 487円 -23円 586円
600kWh -469円 -987円 -368円 1,006円 15円 -375円 -398円 347円 21円 502円
700kWh -646円 -1,185円 -496円 1,212円 19円 -695円 -704円 207円 65円 418円
800kWh -823円 -1,383円 -624円 1,418円 23円 -1,015円 -1,010円 67円 109円 334円
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州 沖縄
100kWh -824円 -1,133円 -983円 -686円 -970円 519円 574円 653円 -988円 555円
200kWh -458円 -833円 -581円 -231円 -582円 606円 614円 776円 -642円 705円
300kWh -224円 -734円 -314円 146円 -283円 585円 520円 767円 -408円 754円
400kWh -401円 -932円 -442円 352円 -279円 265円 214円 627円 -364円 670円
500kWh -578円 -1,130円 -570円 558円 -275円 -55円 -92円 487円 -320円 586円
600kWh -755円 -1,328円 -698円 764円 -271円 -375円 -398円 347円 -276円 502円
700kWh -932円 -1,526円 -826円 970円 -267円 -695円 -704円 207円 -232円 418円
800kWh -1,109円 -1,724円 -954円 1,176円 -263円 -1,015円 -1,010円 67円 -188円 334円
わかったこと
  • 40A以上の大家族での契約でない限り、ほとんど電気代の節約はできない

基本料金0円のシンプルな料金体系!基本料金0円!Looopでんき公式サイト

他の新電力会社との比較

ここまで、Looopでんきの料金について紹介してきましたが、他の電力販売事業者との比較します。

結論から言うと、Looopでんきよりも安価な料金設定の新電力サービスはたくさんあります。

地域ごとにお勧めのサービスは異なっており、以下の通りとなります。

エリア おすすめ電力会社
東京 どこよりも電気
北海道 どこよりも電気
東北 どこよりも電気
北陸 0円でんき
中部 どこよりも電気
関西 どこよりも電気
中国 どこよりも電気
四国 0円でんき
九州 0円でんき
沖縄 (調査中)

どこよりも電気、0円でんきについては、それぞれ以下記事からどうぞ!

どこよりも電気は安いの?
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Looopでんきの電気料金以外の特徴

ここまで、Looopでんきの電気料金に着目した特徴を見てきましたが、電気料金以外の特徴を紹介します。

電気料金以外の特徴
  • オール電化向けのプランあり
  • セット割引あり
  • 解約料金も0円で、嫌ならすぐに解約可能

以下で、それぞれ詳しく見てみます。

オール電化向けプランあり

スマートタイムプラン

オール電化とは、通常はガスを利用する調理や給湯等を含め、家庭で必要となるエネルギーをすべて電力で賄える住宅の事です。

新電力サービスでは、オール電化未対応の電力会社が大半ですが、Looopでんきでは、オール電化家庭への対応可能(スマートタイムプラン)です。

今回紹介してきたプランとは異なりますので、オール電化についてはLooopでんきHPよりご確認ください!

基本料金0円のシンプルな料金体系!基本料金0円!Looopでんき公式サイト

セット割引あり

Looopでんきでは、電気単独の契約だけでなく、多彩なセット割引プランがあります。

  • ガス割
  • ソーラー割
  • Looopでんち割
  • EV割

組み合わせにより、最大23%割引ということで、うまく使えば節約効果を出すことが可能です。

解約料金も0円。嫌ならすぐに辞められる

0円でんきは、途中解約料金や違約金が一切かかりません

そのため、サービスを使い始めてみて不満があれば、すぐに無料で別の電気事業者に切り替え可能です。

この柔軟性の高さも無駄で納得しがたい違約金を取られることがなく、非常に好感度が持てますね。

Looopでんきの注意点

チェック

ここまで主にLooopでんきの長所についてみてきましたが、注意点についても説明します。

  • 電気料金は節約できない可能性大!
  • 燃料費調整額の上限撤廃

それぞれ、以下で詳しく見てみます。

電気料金は節約できない可能性大!

料金体系の説明でも述べましたが、2022年4月末の値上げにより、地域電力会社と比較したお得感はかなり薄れています。

ほとんどの地域、契約アンペア数において地域電力会社と比べてお得感はありませんので、契約を検討している際は電気料金シミュレーションの部分をよく確認して検討してみてください!

燃料費調整額の上限撤廃

昨今のロシア・ウクライナ問題の影響による原油価格の急騰を受けて、2022年4月検針分の電気料金より、燃料費調整額の算定に用いる上限価格を撤廃することを発表しています。(2022年3月17日)

※ 燃料費調整制度とは、石油、石炭、天然ガスなどの火力発電燃料の価格変動に応じて、毎月自動的に電気料金を調整する制度です。燃料価格が上昇した場合は燃料費調整額を加算し、燃料価格が低下した場合は燃料費調整額を差し引き、電気料金を算定します。
出所:【Looopでんき】

何が問題かというと、原油価格の上昇が続けば、燃料費調整額により電気料金も青天井で上昇してしまう可能性があります。

原油価格ばかりは今後どのような動きを見せるか読めない部分もあるため、Looopでんきへの申し込みは、昨今の原油価格の急騰が収まるまで、少し待ってもいいかもしれません。

Looopでんきの口コミは?

実際にSNS上で、Looopでんきを使用している方の口コミや評判を確認してみましたが、特に見つかりませんでした。

サービスに関する不満等もありませんでしたので、問題なく使用できていると想定されます。

Looopでんきの申し込み方法

申し込み

Looopでんきの申し込みに必要な書類や申し込み方法を説明します。

※2022年4月1日より新規のお申し込みを停止しているため、申込方法は掲載しておりません。なお、2022年6月から通常通りお申し込みが再開する予定です。

基本料金0円のシンプルな料金体系!基本料金0円!Looopでんき公式サイト

Looopでんきのまとめ

コイン

当記事でLooopでんきの特徴について紹介してきましたが、改めて掲載すると以下の通りとなります。

メリット
  • 基本料金は0円で、電力量料金もシンプルでわかりやすい料金体系
  • 解約料金も0円
  • 全国で契約可能
  • オール電化対応プラン・セット割引プランあり
デメリット
  • 2022年4月の値上げによりお得感はかなり低い
  • 燃料費調整額の上限は撤廃

特に、シンプルで非常にわかりやすい料金体系になっておりますが、2022年4月の値上げにより地域電力会社と比較したお得感が薄れてしまっています。

Looopでんき以外ですと、地域ごとにお勧めのサービスは異なっており、以下の通りとなります。

エリア おすすめ電力会社
東京 どこよりも電気
北海道 どこよりも電気
東北 どこよりも電気
北陸 0円でんき
中部 どこよりも電気
関西 どこよりも電気
中国 どこよりも電気
四国 0円でんき
九州 0円でんき
沖縄 (調査中)


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