新電力サービス

新日本エネルギーは怪しい?高い?料金や評判、メリット・デメリットを紹介!

新日本エネルギーは怪しい?高い?

新電力サービスの一つである「新日本エネルギー」について、

  • 電気料金はどれくらい節約できるの?
  • 他のサービスと比べて安いの?
  • 契約する上で、不便な点はない?

といった疑問をお持ちだと思います。

結論から言うと、「新日本エネルギー(新ネクストバリュープラン)」は地域電力会社に比べて、お得で割安な電気料金体系が特徴で、地域電力会社と比較して、電気料金は大幅に安くなる可能性が高いです。

しかし、燃料調整単価の上限が設定されていないため、現在の市況においては地域電力会社より割高になる可能性が高く、新日本エネルギーの契約はおすすめできません!

現在の市況でおすすめできる電力会社は以下の通りになります。

地域によって、割安な新電力サービスは異なっており、全国の現在価格設定の中でおすすめ電気会社は以下の通りです!

現在の市況では、燃料費調整単価の上限を設定している電力会社が特におすすめです。

エリア おすすめ電力会社
東京 ドコモでんき
北海道 ドコモでんき
東北 ドコモでんき
北陸 ドコモでんき
中部 ドコモでんき
関西 奈良電力
中国 ドコモでんき
四国 ドコモでんき
九州 ドコモでんき
沖縄 (調査中)

ドコモでんき、奈良電力については、以下記事からどうぞ!

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新日本エネルギー(新ネクストバリュープラン)のメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。

メリット
  • 基本料金、電力料金共に地域電力会社より割安
  • 使えば使うほど地域電力会社よりお得で、ファミリー世帯には特におすすめ!
  • 北海道、東北エリアではファミリー世帯にとっては業界最安水準
  • 最大年間2万円近くの電気料金節約が可能
  • 一部地域ではオール電化向けプランもあり
デメリット
  • 燃料費調整額の上限なし
  • 解約時には基本的に解約金9,900円が必要
  • 北陸、中部、四国、九州エリアでは地域電力会社より割高

当記事では、電気料金節約のため数十社の新電力サービスを比較してきた筆者が、「新日本エネルギー(新ネクストバリュープラン)」のサービスについて、料金体系から特徴、注意点まで詳しく紹介します。

割安でシンプルな料金設定が特徴!新日本エネルギーの公式サイトはこちら

新日本エネルギーはどんなサービスなの?

新日本エネルギー

「新日本エネルギー」は、株式会社NEXT ONEが提供する電気販売事業です。

2016年4月1日以降、電力小売全面自由化により、各地域の電力会社(東京電力、関西電力等)以外の事業者も家庭向けに電力販売が可能になりました。

株式会社NEXT ONEも電力小売全面自由化により電力販売事業に参加した企業のうちの一社です。

そんな「新日本エネルギー」の基本情報は以下の通りになります。

運営会社 株式会社NEXT ONE
料金体系 全体割引型
燃料費調整額の上限 なし
解約違約金 あり
オール電化対応 あり(一部地域のみ)
セット割 なし
料金支払い方法 クレジットカード、口座振替、コンビニ払い
申し込み方法 Web経由

また対応地域(最低アンペア数)については、以下の通り、沖縄を除く全国で契約可能なサービスとなっています。

北海道 〇(30A) 関西 〇(なし)
東北 〇(30A) 中国 〇(なし)
北陸 〇(30A) 四国 〇(なし)
東京 〇(30A) 九州 〇(30A)
中部 〇(30A) 沖縄 ×

新日本エネルギー(新ネクストバリュープラン)の電気料金は安いの?

虫眼鏡

新日本エネルギーの料金体系とその特徴について、電気料金の考え方を整理した上で説明します。

先に、新日本エネルギーの料金体系の特徴をまとめると以下の通りになります。

料金体系の特徴
  • 基本料金も電力量料金も割安
  • 電力量料金は使えば使うほどお得
  • 北海道電力、東北電力エリアではファミリー世帯にとっては地域最安水準
  • 燃料費調整額に上限がないため、現在の市況での契約はおすすめしない!

電気料金の構成要素

そもそも普段支払っている電力料金が、どのような構成になっているのかを簡単に紹介します。電気料金の構成要素は下図の通りです。

電気料金構成

上図の赤字部分の「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は基本的に電力会社毎の価格差がほとんどないため、電力会社を比較する上で考慮する必要がありません。

そのため電気料金の節約を検討する上では、以下の3つに着目する必要があります。

  1. 基本料金
  2. 電力量料金
  3. 燃料費調整額

当記事でも、上記3つについて深掘りして調査を実施しています。

①基本料金、②電力量料金について

まずは、①基本料金と②電力量料金の2つについて、新日本エネルギーの料金プラン、料金シミュレーションの順番で説明します。

新日本エネルギーの料金プラン

「新日本エネルギー」の料金プランは地域によって異なりますが、主に以下の4プランに分かれます。

  • 新ネクストバリュープラン電灯B(関西、四国、中国はA)
  • 新ネクストバリュープラン電灯C(関西、四国、中国はB)
  • ネクストプラン低圧電力
  • スマートネクストプラン(一部地域のみ)

各プランの詳細は割愛しますが、それぞれの違いは以下の通りとなります。

  • 新ネクストバリュープラン電灯B(関西、四国、中国はA):一般家庭向け
  • 新ネクストバリュープラン電灯C(関西、四国、中国はB)、ネクストプラン低圧電力:商店、事務所、飲食店向け
  • スマートネクストプラン:オール電化向け

つまり、一般的家庭向けとしては、新ネクストバリュープラン電灯B(関西、四国、中国はA)が当てはまりますので、当記事では「新ネクストバリュープラン」を主に紹介します。

以下でわかる通り、基本料金、電力量料金ともに地域電力会社と比較して、全般的に割安な料金体系となっています。

確認したい地域のタブをクリックして、料金体系をご確認ください!

東京
北海道
東北
北陸
中部
関西
中国
四国
九州
東京電力
(スタンダードS)
新日本エネルギー
(新ネクストバリュープラン電灯B)
基本料金
(円)
30A  858 30A  772.2
40A  1,144 40A  1,029.6
50A  1,430 50A  1,287.0
60A  1,716 60A  1,544.4
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 19.88 最低月額料金 235.84
121~300kWh 26.46 一律料金 26.48
301kWh~ 30.57
北海道電力
(エネとくポイントプラン)
新日本エネルギー
(新ネクストバリュープラン電灯B)
基本料金
(円)
30A 913 30A 920.7
40A 1,254 40A 1,227.6
50A 1,595 50A 1,534.5
60A 1,936 60A 1,841.4
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 23.97 最低月額料金 250.80
121~300kWh 30.26 一律料金 30.26
301kWh~ 33.98
東北電力
(よりそう+eねっとバリュー)
新日本エネルギー
(新ネクストバリュープラン電灯B)
基本料金
(円)
30A 935 30A 891.0
40A 1,265 40A 1,188.0
50A 1,595 50A 1,485.0
60A 1,925 60A 1,782.0
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 18.58 最低月額料金 261.80
121~300kWh 25.33 一律料金 25.33
301kWh~ 29.28
北陸電力
(従量電灯ネクスト)
新日本エネルギー
(新ネクストバリュープラン電灯B)
基本料金
(円)
30A 726 30A 653.4
40A 968 40A 871.2
50A 1,210 50A 1,089.0
60A 1,452 60A 1,306.8
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 17.84 最低月額料金 181.30
121~300kWh 21.73 一律料金 22.00
301kWh~ 23.44
中部電力
(おとくプラン)
新日本エネルギー
(新ネクストバリュープラン電灯B)
基本料金
(円)
30A 858 30A 772.2
40A 1,144 40A 1,029.6
50A 1,430 50A 1,287.0
60A 1,716 60A 1,544.4
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 21.04 最低月額料金 258.24
121~300kWh 25.51 一律料金 26.50
301kWh~ 28.46
関西電力
(従量電灯A)
新日本エネルギー
(新ネクストバリュープラン電灯A)
基本料金
(円)
最低料金
(~15kWh)
341.01 最低料金
(~15kWh)
306.91
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 20.31 一律料金 25.40
121~300kWh 25.71
301kWh~ 28.70
中国電力
(従量電灯A)
新日本エネルギー
(新ネクストバリュープラン電灯A)
基本料金
(円)
最低料金
(~15kWh)
336.87 最低料金
(~15kWh)
303.18
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 20.76 一律料金 27.44
121~300kWh 27.44
301kWh~ 29.56
四国電力
(従量電灯A)
新日本エネルギー
(新ネクストバリュープラン電灯A)
基本料金
(円)
最低料金
(~15kWh)
411.40 最低料金
(~15kWh)
397.26
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 20.37 一律料金 26.99
121~300kWh 26.99
301kWh~ 28.3
九州電力
(スマートファミリープラン)
新日本エネルギー
(新ネクストバリュープラン電灯B)
基本料金
(円)
30A 891 30A 801.9
40A 1,188 40A 1,069.2
50A 1,485 50A 1,336.5
60A 1,782 60A 1,603.8
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 17.46 最低月額料金 314.79
121~300kWh 23.06 一律料金 25.40
301kWh~ 24.96

新日本エネルギー(新ネクストバリュープラン)の料金体系の特徴

上記で、「新日本エネルギー(新ネクストバリュープラン)」の料金体系を記載しましたが、ポイントは以下の通りです。

  • 基本料金は割安で最大年間2,000円程度の節約が可能
  • 電力量料金はシンプルな一律料金。電気を使用しただけお得!

それぞれ、以下で詳しく説明します。

基本料金は割安で最大年間2,000円程度の節約が可能

基本料金は電気使用有無に関わらず請求され、電力会社の安定供給のために設定されている固定料金になります。

電気使用料に関わらず料金が発生し、ユーザー側からすると意味もなく料金を徴収されているので、できれば料金を下げたいですよね。

そして、新日本エネルギー(新ネクストバリュープラン)の電気基本料金は地域電力会社に比べて10%程度割安な料金設定になっています。

ファミリー世帯の場合、30A以上の世帯向けの契約のケースが多いですが、地域電力会社と比べると最大で年間2,000円程度は節約可能です。

1年間で考えると小さい金額ですが、電気料金は毎年料金がかかるものですので、数十年蓄積すると大きな金額になります。

そのため、基本料金を節約できるならば、早く切り替えたほうがお得です!

電力量料金はシンプルな一律料金。電気を使用しただけお得に!

一般的に、地域電力会社の電力量料金は段階性料金を取っており、電力使用量に応じて料金が変化し、電力使用量が増えるほど単価が大きくなる設定となっています。

それに対して新日本エネルギーはシンプルな一律料金の料金体系を取っており、非常にわかりやすいです。

また、ある一定金額を超えると地域電力会社より割安になるように設定されています。

例:東京電力エリア

東京電力
(スタンダードS)
新日本エネルギー
(新ネクストバリュープラン電灯B)
基本料金
(円)
30A  858 30A  772.2
40A  1,144 40A  1,029.6
50A  1,430 50A  1,287.0
60A  1,716 60A  1,544.4
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 19.88 最低月額料金 235.84
121~300kWh 26.46 一律料金 26.48
301kWh~ 30.57

そのため、一定の電力使用量(300kWh)を超えると、電力使用量が増えるほどお得になる構造になっていますので、特に電力使用量が多いファミリー世帯にとって、この料金体系は非常に助かりますよね。

電気料金シミュレーション

グラフ_PC

ここまで料金体系についてみてきましたが、実際にどの程度の電気料金になるか、地域電力会社に比べてどの程度節約可能かを説明します。

なお、こちらの料金計算は以下前提で実施しています。

  • 燃料調整費と再エネ賦課金は算出対象外であり、実際の電気料金とは異なる
  • ( )内は地域電力会社の標準プランとの金額差

以下で新日本エネルギー(新ネクストバリュープラン)と地域電力会社の比較表を載せます。

該当する契約アンペア数をクリックして確認してみてください!

30A
40A
50A
60A
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州
100kWh 3,420円
(574円)
3,947円
(637円)
3,424円
(631円)
2,853円
(343円)
3,422円
(460円)
2,540円
(509円)
2,744円
(668円)
2,699円
(662円)
3,342円
(705円)
200kWh 6,068円
(708円)
6,973円
(763円)
5,957円
(766円)
5,053円
(448円)
6,072円
(649円)
5,080円
(586円)
5,488円
(802円)
5,398円
(794円)
5,882円
(1,051円)
300kWh 8,716円
(710円)
9,999円
(688円)
8,490円
(766円)
7,253円
(475円)
8,722円
(748円)
7,620円
(555円)
8,232円
(802円)
8,097円
(794円)
8,422円
(1,285円)
400kWh 11,364円
(301円)
13,025円
(316円)
11,023円
(371円)
9,453円
(331円)
11,372円
(552円)
10,160円
(225円)
10,976円
(590円)
10,796円
(663円)
10,962円
(1,329円)
500kWh 14,012円
(-108円)
16,051円
(-56円)
13,556円
(-24円)
11,653円
(187円)
14,022円
(356円)
12,700円
(-105円)
13,720円
(378円)
13,495円
(532円)
13,502円
(1,373円)
600kWh 16,660円
(-517円)
19,077円
(-428円)
16,089円
(-419円)
13,853円
(43円)
16,672円
(160円)
15,240円
(-435円)
16,464円
(166円)
16,194円
(401円)
16,042円
(1,417円)
700kWh 19,308円
(-926円)
22,103円
(-800円)
18,622円
(-814円)
16,053円
(-101円)
19,322円
(-36円)
17,780円
(-765円)
19,208円
(-46円)
18,893円
(270円)
18,582円
(1,461円)
800kWh 21,956円
(-1,335円)
25,129円
(-1,172円)
21,155円
(-1,209円)
18,253円
(-245円)
21,972円
(-232円)
20,320円
(-1,095円)
21,952円
(-258円)
21,592円
(139円)
21,122円
(1,505円)
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州
100kWh 3,678円
(546円)
4,254円
(603円)
3,721円
(598円)
3,071円
(319円)
3,680円
(432円)
2,540円
(509円)
2,744円
(668円)
2,699円
(662円)
3,609円
(675円)
200kWh 6,326円
(679円)
7,280円
(728円)
6,254円
(733円)
5,271円
(424円)
6,330円
(620円)
5,080円
(586円)
5,488円
(802円)
5,398円
(794円)
6,149円
(1,021円)
300kWh 8,974円
(681円)
10,306円
(654円)
8,787円
(733円)
7,471円
(451円)
8,980円
(719円)
7,620円
(555円)
8,232円
(802円)
8,097円
(794円)
8,689円
(1,255円)
400kWh 11,622円
(272円)
13,332円
(282円)
11,320円
(338円)
9,671円
(307円)
11,630円
(523円)
10,160円
(225円)
10,976円
(590円)
10,796円
(663円)
11,229円
(1,299円)
500kWh 14,270円
(-137円)
16,358円
(-90円)
13,853円
(-57円)
11,871円
(163円)
14,280円
(327円)
12,700円
(-105円)
13,720円
(378円)
13,495円
(532円)
13,769円
(1,343円)
600kWh 16,918円
(-546円)
19,384円
(-462円)
16,386円
(-452円)
14,071円
(19円)
16,930円
(131円)
15,240円
(-435円)
16,464円
(166円)
16,194円
(401円)
16,309円
(1,387円)
700kWh 19,566円
(-955円)
22,410円
(-834円)
18,919円
(-847円)
16,271円
(-125円)
19,580円
(-65円)
17,780円
(-765円)
19,208円
(-46円)
18,893円
(270円)
18,849円
(1,431円)
800kWh 22,214円
(-1,364円)
25,436円
(-1,206円)
21,452円
(-1,242円)
18,471円
(-269円)
22,230円
(-261円)
20,320円
(-1,095円)
21,952円
(-258円)
21,592円
(139円)
21,389円
(1,475円)
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州
100kWh 3,935円
(517円)
4,561円
(569円)
4,018円
(565円)
3,289円
(295円)
3,937円
(403円)
2,540円
(509円)
2,744円
(668円)
2,699円
(662円)
3,877円
(646円)
200kWh 6,583円
(651円)
7,587円
(694円)
6,551円
(700円)
5,489円
(400円)
6,587円
(591円)
5,080円
(586円)
5,488円
(802円)
5,398円
(794円)
6,417円
(992円)
300kWh 9,231円
(653円)
10,613円
(620円)
9,084円
(700円)
7,689円
(427円)
9,237円
(690円)
7,620円
(555円)
8,232円
(802円)
8,097円
(794円)
8,957円
(1,226円)
400kWh 11,879円
(244円)
13,639円
(248円)
11,617円
(305円)
9,889円
(283円)
11,887円
(494円)
10,160円
(225円)
10,976円
(590円)
10,796円
(663円)
11,497円
(1,270円)
500kWh 14,527円
(-165円)
16,665円
(-124円)
14,150円
(-90円)
12,089円
(139円)
14,537円
(298円)
12,700円
(-105円)
13,720円
(378円)
13,495円
(532円)
14,037円
(1,314円)
600kWh 17,175円
(-574円)
19,691円
(-496円)
16,683円
(-485円)
14,289円
(-5円)
17,187円
(102円)
15,240円
(-435円)
16,464円
(166円)
16,194円
(401円)
16,577円
(1,358円)
700kWh 19,823円
(-983円)
22,717円
(-868円)
19,216円
(-880円)
16,489円
(-149円)
19,837円
(-94円)
17,780円
(-765円)
19,208円
(-46円)
18,893円
(270円)
19,117円
(1,402円)
800kWh 22,471円
(-1,392円)
25,743円
(-1,240円)
21,749円
(-1,275円)
18,689円
(-293円)
22,487円
(-290円)
20,320円
(-1,095円)
21,952円
(-258円)
21,592円
(139円)
21,657円
(1,446円)
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州
100kWh 4,192円
(488円)
4,867円
(534円)
4,315円
(532円)
3,507円
(271円)
4,194円
(374円)
2,540円
(509円)
2,744円
(668円)
2,699円
(662円)
4,144円
(616円)
200kWh 6,840円
(622円)
7,893円
(660円)
6,848円
(667円)
5,707円
(376円)
6,844円
(563円)
5,080円
(586円)
5,488円
(802円)
5,398円
(794円)
6,684円
(962円)
300kWh 9,488円
(624円)
10,919円
(586円)
9,381円
(667円)
7,907円
(403円)
9,494円
(662円)
7,620円
(555円)
8,232円
(802円)
8,097円
(794円)
9,224円
(1,196円)
400kWh 12,136円
(215円)
13,945円
(214円)
11,914円
(272円)
10,107円
(259円)
12,144円
(466円)
10,160円
(225円)
10,976円
(590円)
10,796円
(663円)
11,764円
(1,240円)
500kWh 14,784円
(-194円)
16,971円
(-158円)
14,447円
(-123円)
12,307円
(115円)
14,794円
(270円)
12,700円
(-105円)
13,720円
(378円)
13,495円
(532円)
14,304円
(1,284円)
600kWh 17,432円
(-603円)
19,997円
(-530円)
16,980円
(-518円)
14,507円
(-29円)
17,444円
(74円)
15,240円
(-435円)
16,464円
(166円)
16,194円
(401円)
16,844円
(1,328円)
700kWh 20,080円
(-1,012円)
23,023円
(-902円)
19,513円
(-913円)
16,707円
(-173円)
20,094円
(-122円)
17,780円
(-765円)
19,208円
(-46円)
18,893円
(270円)
19,384円
(1,372円)
800kWh 22,728円
(-1,421円)
26,049円
(-1,274円)
22,046円
(-1,308円)
18,907円
(-317円)
22,744円
(-318円)
20,320円
(-1,095円)
21,952円
(-258円)
21,592円
(139円)
21,924円(1,416円)
わかったこと
  • 北陸、中部、四国、九州では地域電力会社より割高!
  • 東京、北海道、東北、関西では500kWh以上使用する世帯ならば大きな節約効果あり
  • 電力使用量の多いファミリー世帯ならば、最大で年間2万円近くの節約が可能

割安でシンプルな料金設定が特徴!新日本エネルギーの公式サイトはこちら

③燃料費調整金額について

ここまで、新日本エネルギーの料金について、①基本料金と②電力量料金に着目して、紹介してきましたが、次に③燃料費調整金額について紹介します。

燃料費調整金額とは、石炭や石油など火力発電に使用する燃料の価格変動に応じて、電気料金を調整する制度です。

燃料価格が上昇した場合には、電気料金へ調整価格を反映して、電気料金も上昇する構造になっています。(燃料価格が下落した場合は、電気料金も値下げとなる)

燃料費調整額を比較検討する上では、燃料費調整単価の上限有無が重要です。上限価格が設定されていない場合、原油価格の上昇が続いた際に燃料費調整額により電気料金も青天井で上昇してしまう可能性があるためです。

そして、新日本エネルギーの約款を確認すると、燃料費調整単価の上限は設定されていません

現在、ウクライナ問題の影響もあり原油高の状況になっていますが、この状況では上限有無の違いによって2,000円以上の価格差が生じており、いくら基本料金や電力量料金が安くても、それらをすべて帳消しにしてしまうほど、影響力が強いです。

そのため、燃料調整単価の上限が設定されていない新日本エネルギーの契約は、現在の状況ではやめた方がいいと言えます!

燃料費調整単価の詳細について、詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください!

10月分
【2022年10月分】燃料費調整単価の金額は?上限撤廃の影響はどの程度?2022年10月の最新の燃料費調整単価及び上限撤廃の影響の大きさについて紹介します。...

他の新電力会社との比較

ここまで、新日本エネルギー(新ネクストバリュープラン)の料金について紹介してきましたが、他の電力販売事業者との比較します。

結論から言うと、新日本エネルギーは燃料費調整単価の上限が設定されていないため、電気料金がそこまでお得とは言えません

しかし、他の地域においてはより割安な新電力サービスがあり、全国の現在価格設定の中でおすすめ電気会社は以下の通りです!

現在の市況では、燃料費調整単価の上限を設定している電力会社が特におすすめです。

エリア おすすめ電力会社
東京 ドコモでんき
北海道 ドコモでんき
東北 ドコモでんき
北陸 ドコモでんき
中部 ドコモでんき
関西 奈良電力
中国 ドコモでんき
四国 ドコモでんき
九州 ドコモでんき
沖縄 (調査中)

ドコモでんき、奈良電力については、以下記事からどうぞ!

ドコモでんきは安い?
ドコモでんきの料金は安い?メリット・デメリット、評判、口コミを紹介!NTTドコモが運営する新電力サービス「ドコモでんき」について、詳しく解説。dポイント還元が魅力的です!...
奈良電力は怪しい?
奈良電力(ならでん電灯A)は怪しい?料金、評判、口コミを紹介!関西エリア最安のシンプルな料金体系が特徴の新電力サービス「奈良電力(ならでん電灯A)」について、詳しく解説します。...

新日本エネルギー(新ネクストバリュープラン)の電気料金以外の特徴

ここまで、新日本エネルギーの電気料金に着目した特徴を見てきましたが、電気料金以外の特徴を紹介します。

電気料金以外の特徴
  • 一部地域ではオール電化向けプランあり

以下で、それぞれ詳しく見てみます。

一部地域ではオール電化向けプランあり

オール電化とは、通常はガスを利用する調理や給湯等を含め、家庭で必要となるエネルギーをすべて電力で賄える住宅の事です。

新電力サービスでは、オール電化未対応の電力会社が大半ですが、新日本エネルギーではオール電化家庭への対応可能です。

電気料金プランは、「スマートネクストプラン」というプランになり、東京電力、中部電力、関西電力の3エリアにおいて、サービス提供しています。

今回紹介したプランとは異なりますので、オール電化については新日本エネルギーのHPよりご確認ください!

割安でシンプルな料金設定が特徴!新日本エネルギーの公式サイトはこちら

新日本エネルギーの注意点

チェック

ここまで主に新日本エネルギーの長所についてみてきましたが、注意点についても説明します。

  • 更新月以外の解約には解約料金9,000円が必要

以下で詳しく見てみます。

更新月以外の解約には解約料金9,900円が発生

多くの新電力サービスが解約料金0円を売りにしており、乗り換えのしやすさが特徴の一つとなっています。

しかし、新日本エネルギーは契約更新が3年間の自動更新となっており、更新月以外の解約には解約料金9,900円が発生します。

つまり、3年に1回の1か月間のタイミングを逃すと、解約料金がかかってしまうため、基本的に解約時には解約料金がかかると認識した方がいいです。

他の新電力サービスと同じと認識していると思わぬ出費が発生してしまいますので、注意が必要です。

新日本エネルギーの口コミは?

実際にSNS上で、新日本エネルギーを使用している方の口コミや評判を確認してみましたが、特に見つかりませんでした。

サービスに関する不満等もありませんでしたので、問題なく使用できていると想定されます。

新日本エネルギーの申し込み方法

ご利用までの流れ

新日本エネルギーの申し込みに必要な書類や申し込み方法を説明します。

申し込みに必要な情報

まず申し込みに必要な情報は以下の通りとなります。

  1. お客様基本情報(住所、電話番号等)
  2. 現在使用中の電気料金に関わる情報

現在使用中の電気料金に関わる情報については、以下のような検針票やHPのマイページからご確認ください!

検針票

Webでの申し込みの手順

新日本エネルギーは基本的にWebからの申し込みとなり、申し込みの手順は以下の通りになります。

  1. 新日本エネルギーHP(【新日本エネルギー】)にアクセス
  2. 必要情報を入力
  1. 新日本エネルギーHP(【新日本エネルギー】)にアクセスすると以下ページに飛びます。ページ中ほどにある赤色のボタン「申し込みはこちら」をクリックしてください
    申し込みはこちら
  2. 次に、以下の入力フォーム画面に移動しますので、こちらに必要情報をご記入ください
    申し込みフォーム

以上が、新日本エネルギーの申し込み方法になりますが、非常に簡単ですね!!

新日本エネルギー(新ネクストバリュープラン)で電気代を節約!

コイン

当記事で新日本エネルギーの特徴について紹介してきましたが、改めて掲載すると以下の通りとなります。

メリット
  • 基本料金、電力料金共に地域電力会社より割安
  • 使えば使うほど地域電力会社よりお得で、ファミリー世帯には特におすすめ!
  • 北海道、東北エリアではファミリー世帯にとっては業界最安水準
  • 最大年間2万円近くの電気料金節約が可能
  • 一部地域ではオール電化向けプランもあり
デメリット
  • 燃料費調整額の上限なし
  • 解約時には基本的に解約金9,900円が必要
  • 北陸、中部、四国、九州エリアでは地域電力会社より割高

多くの地域電力会社よりお得に電気を使用することができる可能性が高いです。

しかし、燃料調整単価の上限が設定されていないため、現在の市況においては地域電力会社より割高になる可能性が高く、オクトパスエナジーの契約はおすすめできません!

他の地域においてはより割安な新電力サービスがあり、全国の現在価格設定の中でおすすめ電気会社は以下の通りです!

現在の市況では、燃料費調整単価の上限を設定している電力会社が特におすすめです。

エリア おすすめ電力会社
東京 ドコモでんき
北海道 ドコモでんき
東北 ドコモでんき
北陸 ドコモでんき
中部 ドコモでんき
関西 奈良電力
中国 ドコモでんき
四国 ドコモでんき
九州 ドコモでんき
沖縄 (調査中)

ドコモでんき、奈良電力については、以下記事からどうぞ!

ドコモでんきは安い?
ドコモでんきの料金は安い?メリット・デメリット、評判、口コミを紹介!NTTドコモが運営する新電力サービス「ドコモでんき」について、詳しく解説。dポイント還元が魅力的です!...
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