新電力サービス

ONEでんき(フリープラン)は安いの?燃料費追加調整に要注意!

ONEでんきは安いの?

新電力サービスの一つである「ONEでんき」について、

  • 電気料金はどれくらい節約できるの?
  • 他のサービスと比べて安いの?
  • 契約する上で、不便な点はない?

といった疑問をお持ちだと思います。

結論から言うと、「ONEでんき」は基本料金0円のシンプル電気体系が特徴ですが、昨今のロシア・ウクライナ問題により燃料費調整額の追加調整制度を開始したことにより、地域電力会社(東京電力や関西電力等)と比べた、電気料金の節約はできない状況です。

加えて、燃料調整単価の上限が設定されていないため、現在の市況においては地域電力会社より割高になる可能性が高く、ONEでんきの契約はおすすめできません!

現在の市況でおすすめできる電力会社は以下の通りになります。

地域によって、割安な新電力サービスは異なっており、全国の現在価格設定の中でおすすめ電気会社は以下の通りです!

現在の市況では、燃料費調整単価の上限を設定している電力会社が特におすすめです。

エリア おすすめ電力会社
東京 ドコモでんき
北海道 ドコモでんき
東北 ドコモでんき
北陸 ドコモでんき
中部 ドコモでんき
関西 奈良電力
中国 ドコモでんき
四国 ドコモでんき
九州 ドコモでんき
沖縄 (調査中)

ドコモでんき、奈良電力については、以下記事からどうぞ!

ドコモでんきは安い?
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ONEでんきのメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。

メリット
  • 基本料金は0円で、電力量料金もシンプルでわかりやすい料金体系
  • 解約料金も0円
  • 沖縄除く全国で契約可能
デメリット
  • オール電化は未対応
  • 燃料費調整額の上限は撤廃
  • 燃料費調整額の追加調整制度を開始したことで、地域電力会社と比べた電気料金のメリットなし!

当記事では、電気料金節約のため数十社の新電力サービスを比較してきた筆者が、「ONEでんき」のサービスについて、料金体系から特徴、注意点まで詳しく紹介します。

基本料金0円のシンプルな料金体系!ONEでんきに乗り換えて電気代の節約!

ONEでんきはどんなサービスなの?

ONEでんき

「ONEでんき」は、株式会社グランデータが提供する電気販売事業です。

2016年4月1日以降、電力小売全面自由化により、各地域の電力会社(東京電力、関西電力等)以外の事業者も家庭向けに電力販売が可能になりました。

株式会社グランデータも電力小売全面自由化により電力販売事業に参加した企業のうちの一社です。

そんな「ONEでんき」の基本情報は以下の通りになります。

運営会社 株式会社グランデータ
料金体系 基本料金0円型
燃料費調整額の上限 なし(加えて、燃料費追加調整制度を採用)
解約違約金 なし
オール電化対応 なし
セット割 なし
料金支払い方法 クレジットカード、口座振替
申し込み方法 Web経由(電気の乗り換え手続きは最短5分!ONEでんき

また対応地域(最低アンペア数)については、以下の通り、沖縄以外の全国で契約可能です。

北海道 〇(20A~) 関西 〇(なし)
東北 〇(20A~) 中国 〇(なし)
北陸 〇(20A~) 四国 〇(なし)
東京 〇(20A~) 九州 〇(20A~)
中部 〇(20A~) 沖縄 ×

ONEでんき(フリープラン)の電気料金は安いの?

虫眼鏡

ONEでんきの料金体系とその特徴について、電気料金の考え方を整理した上で説明します。

先に、ONEでんきの料金体系の特徴をまとめると以下の通りになります。

料金体系の特徴
  • 基本料金0円のシンプルな料金体系
  • 燃料費調整額に上限がないため、現在の市況での契約はおすすめしない!
  • 燃料費調整額の追加調整を開始したことで、北海道を除き地域電力会社に比べて価格メリットなし

電気料金の構成要素

そもそも普段支払っている電力料金が、どのような構成になっているのかを簡単に紹介します。電気料金の構成要素は下図の通りです。

電気料金構成

上図の赤字部分の「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は基本的に電力会社毎の価格差がほとんどないため、電力会社を比較する上で考慮する必要がありません。

そのため電気料金の節約を検討する上では、以下の3つに着目する必要があります。

  1. 基本料金
  2. 電力量料金
  3. 燃料費調整額

当記事でも、上記3つについて深掘りして調査を実施しています。

①基本料金、②電力量料金について

まずは、①基本料金と②電力量料金の2つについて、ONEでんきの料金プラン、料金シミュレーションの順番で説明します。

ONEでんきの料金プラン

「ONEでんき」は料金プランとして、「フリープラン」の1プランのみとなります。

そのため、当記事ではONEでんきのフリープランの各地域での料金体系を紹介しますが、以下表の通りとなります。

各地域電力会社との違いが分かるよう、地域電力会社の標準プランと比較しています。

確認したい地域のタブをクリックして、料金体系をご確認ください!

東京
北海道
東北
北陸
中部
関西
中国
四国
九州
  東京電力
(スタンダードS)
ONEでんき
(フリープラン)

基本料金
(円)
20A 572 0
30A  858
40A  1,144
50A  1,430
60A  1,716
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 19.88 26.40
121~300kWh 26.46
301kWh~ 30.57
  北海道電力
(エネとくポイントプラン)
ONEでんき
(フリープラン)
基本料金
(円)
20A  572 0
30A  913
40A  1,254
50A  1,595
60A  1,936
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 23.97 29.50
121~280kWh 30.26
281kWh~ 33.98
  東北電力
(よりそう+eねっとバリュー)
ONEでんき
(フリープラン)
基本料金
(円)
20A  605 0
30A  935
40A  1,265
50A  1,595
60A  1,925
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 18.58 26.40
121~300kWh 25.33
301kWh~ 29.28
  北陸電力
(従量電灯ネクスト)
ONEでんき
(フリープラン)
基本料金
(円)
20A 484 0
30A 726
40A 968
50A 1,210
60A 1,452
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 17.84 21.30
121~300kWh 21.73
301kWh~ 23.44
  中部電力
(おとくプラン)
ONEでんき
(フリープラン)
基本料金
(円)
20A 572 0
30A 858
40A 1,144
50A 1,430
60A 1,716
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 21.04 26.40
121~300kWh 25.51
301kWh~ 28.46
関西電力
(従量電灯A)
ONEでんき
(フリープラン)
基本料金
(円)
最低料金
(~15kWh)
 341.01 0
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 20.31 22.40
121~300kWh 25.71
301kWh~ 28.70
中国電力
(従量電灯A)
ONEでんき
(フリープラン)
基本料金
(円)
最低料金
(~15kWh)
 336.87 0
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 20.76 24.40
121~300kWh 27.44
301kWh~ 29.56
四国電力
(従量電灯A)
ONEでんき
(フリープラン)
基本料金
(円)
最低料金
(~15kWh)
 411.40 0
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 20.37 24.40
121~300kWh 26.99
301kWh~ 28.30
  九州電力
(スマートファミリープラン)
ONEでんき
(フリープラン)
基本料金
(円)
20A 594
0
30A 891
40A 1,188
50A 1,485
60A 1,782
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 17.46 23.40
121~300kWh 23.06
301kWh~ 24.96

ONEでんき(フリープラン)の料金体系の特徴

上記で、「ONEでんき」の料金体系を記載しましたが、ポイントは以下の通りです。

  • 基本料金0円で年間1万円以上節約可能
  • 使った分だけ電気料金を請求するシンプルな料金体系
  • 電力量料金は燃料費調整額の追加調整により高騰する可能性

それぞれ、以下で詳しく説明します。

基本料金0円で年間1万円以上節約可能
基本料金0円

ONEでんきでは、電気の基本料金が全くかかりません

基本料金は電気使用有無に関わらず請求され、電力会社の安定供給のために設定されている固定料金になります。

電気使用料に関わらず料金が発生し、ユーザー側からすると意味もなく料金を徴収されているので、できれば料金を下げたいですよね。

ONEでんきの場合、20A以上の世帯向けの契約となり、地域電力会社では年間1.5万円前後の基本料金がかかっているため、その分が節約可能です。

1年間で考えると1~2万円ですが、電気料金は毎年料金がかかるものですので、数十年蓄積すると大きな金額になります。

そのため、基本料金を削減できるならば、早く切り替えたほうがお得です!

使った分だけ電気料金を請求するシンプルな料金体系!

基本料金が0円ですので、電気料金は電力使用量に応じた料金だけです。

一般的に、地域電力会社の電力量料金は段階性料金を取っており、電力使用量に応じて料金が変化し、電力使用量が増えるほど単価が大きくなる設定となっています。

一方、「ONEでんき」は非常にシンプルな料金体系を取っており、契約可能なすべての地域において、電力量料金は一定の金額になっており、非常にシンプルでわかりやすい料金体系となっています。

例:東京電力エリア

  東京電力
(スタンダードS)
ONEでんき
(フリープラン)

基本料金
(円)
20A 572 0
30A  858
40A  1,144
50A  1,430
60A  1,716
電力量料金
(円/kWh)
~120kWh 19.88 26.40
121~300kWh 26.46
301kWh~ 30.57

そして、地域電力会社は電力使用量が増えるほど単価が上がるため、地域電力会社と比較すると、使用量が増えるほど単価差が大きく開いていく構造になっています。

特に電力使用量が多いファミリー世帯にとって、この料金体系は非常に助かりますよね。

電力量料金は燃料費調整額の追加調整により高騰する可能性

ここまで、ONEでんきの電力量料金を紹介してきて、地域電力会社に比べたメリットを説明してきましたが、注意が必要な点もあります。

それは、「燃料費調整額の追加調整制度」です。この制度は、2022年3月31日付の約款変更の中でグランデータより発表されています。

燃料費調整額とは、発電コストのうち燃料費が市況に合わせて金額が大きく変更するため、市場の価格に合わせて燃料費の変化分の電気料金を調整する制度です。

この燃料費調整額は基本的に地域内の電力会社は共通であるため、ユーザー側はコントロールできません。

しかし、ONEでんきは追加調整制度をとっており、通常の燃料費調整額(各社共通)に加えて、さらに追加調整額を徴収する制度になっています。

つまり、燃料費(原油価格等)が高騰する場合は、他の電力会社に加えて電気料金の上げ幅が大きくなるのです。(逆に、燃料費が下落する場合は、電気料金の下げ幅は小さくなります。)

追加調整額が、どれくらいになるのかをシミュレーションしたものは、下表の通りです。

地域によって差はありますが、かなり金額のインパクトは大きいです。

東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州
100kWh 1,014円 32円 300円 709円 882円 709円 709円 709円 596円
200kWh 2,028円 65円 600円 1,417円 1,764円 1,417円 1,417円 1,417円 1,192円
300kWh 3,042円 97円 901円 2,126円 2,647円 2,126円 2,126円 2,126円 1,788円
400kWh 4,056円 130円 1,201円 2,835円 3,529円 2,835円 2,835円 2,835円 2,383円
500kWh 5,070円 162円 1,501円 3,543円 4,411円 3,543円 3,543円 3,543円 2,979円
600kWh 6,085円 194円 1,801円 4,252円 5,293円 4,252円 4,252円 4,252円 3,575円
700kWh 7,099円 227円 2,101円 4,960円 6,175円 4,960円 4,960円 4,960円 4,171円
800kWh 8,113円 259円 2,401円 5,669円 7,058円 5,669円 5,669円 5,669円 4,767円

なお、計算の前提としては、参考程度ですが、以下のような考え方を用いています。

  • 追加燃料費計算の前提は、「日本卸電力取引所のスポット市場取引価格(要は電力の一般価格で、燃料費が高くなると高くなる)」の各エリアプライスを考慮する必要があり、記事更新日(2022年4月24日)の平均値を利用
  • 計算式は、(エリアプライス平均値-ONEでんき設定の基準値)×使用電力量(kWh)
  • エリアプライス、基準値の具体的な値は以下の通り
      東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州
    エリアプライス(円/kWh) 21.14  13.32  14.00  17.09  18.82  17.09  17.09  17.09  15.46 
    基準値(円/kWh) 11.00 13.00 11.00 10.00 10.00 10.00 10.00 10.00 9.50

電気料金シミュレーション

グラフ_PC

ここまで料金体系についてみてきましたが、実際にどの程度の電気料金になるか、地域電力会社に比べてどの程度節約可能かを説明します。

なお、こちらの料金計算は以下前提で実施しています。

  • 燃料調整費と再エネ賦課金は算出対象外であり、実際の電気料金とは異なる
  • ( )内は地域電力会社の標準プランとの金額差
  • 燃料調整費の追加調整費は4月24日時点の燃料価格を基に考慮して加算

契約アンペア毎でまとめていますので、ご自身の該当するアンペアをクリックしてみてください!

20A
30A
40A
50A
60A
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州
100kWh 3,654円
(1,094円)
2,982円
(13円)
2,940円
(477円)
2,839円
(571円)
3,522円
(846円)
2,949円
(918円)
3,149円
(1,073円)
3,149円
(1,112円)
2,936円
(596円)
200kWh 7,308円
(2,234円)
5,965円
(96円)
5,880円
(1,019円)
5,677円
(1,314円)
7,044円
(1,907円)
5,897円
(1,403円)
6,297円
(1,611円)
6,297円
(1,694円)
5,872円
(1,338円)
300kWh 10,962円
(3,242円)
8,947円
(-22円)
8,821円
(1,427円)
8,516円
(1,980円)
10,567円
(2,878円)
8,846円
(1,781円)
9,446円
(2,015円)
9,446円
(2,143円)
8,808円
(1,968円)
400kWh 14,616円
(3,839円)
11,930円
(-438円)
11,761円
(1,439円)
11,355円
(2,474円)
14,089円
(3,554円)
11,795円
(1,860円
12,595円
(2,208円)
12,595円
(2,462円)
11,743円
(2,407円)
500kWh 18,270円
(4,436円
14,912円
(-854円)
14,701円
(1,451円)
14,193円
(2,969円)
17,611円
(4,230円)
14,743円
(1,938円)
15,743円
(2,401円)
15,743円
(2,781円)
14,679円
(2,847円)
600kWh 21,925円
(5,033円
17,895円
(-1,269円)
17,641円
(1,463円)
17,032円
(3,464円)
21,133円
(4,907円)
17,692円
(2,017円)
18,892円
(2,593円)
18,892円
(3,099円)
17,615円
(3,287円)
700kWh 25,579円
(5,630円
20,877円
(-1,685円)
20,581円
(1,475円)
19,870円
(3,958円)
24,655円
(5,583円)
20,640円
(2,095円)
22,040円
(2,786円)
22,040円
(3,418円)
20,551円
(3,727円)
800kWh 29,233円
(6,227円
23,859円
(-2,100円)
23,521円
(1,487円)
22,709円
(4,453円)
28,178円
(6,259円)
23,589円
(2,174円)
25,189円
(2,979円)
25,189円
(3,736円)
23,487円
(4,167円)
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州
100kWh 3,654円
(808円)
2,982円
(-328円)
2,940円
(147円)
2,839円
(329円)
3,522円
(560円)
2,949円
(918円)
3,149円
(1,073円)
3,149円
(1,112円)
2,936円
(299円)
200kWh 7,308円
(1,948円)
5,965円
(-245円)
5,880円
(689円)
5,677円
(1,072円)
7,044円
(1,621円)
5,897円
(1,403円)
6,297円
(1,611円)
6,297円
(1,694円)
5,872円
(1,041円)
300kWh 10,962円
(2,956円)
8,947円
(-363円)
8,821円
(1,097円)
8,516円
(1,738円)
10,567円
(2,592円)
8,846円
(1,781円)
9,446円
(2,015円)
9,446円
(2,143円)
8,808円
(1,671円)
400kWh 14,616円
(3,553円)
11,930円
(-779円)
11,761円
(1,109円)
11,355円
(2,232円)
14,089円
(3,268円)
11,795円
(1,860円
12,595円
(2,208円)
12,595円
(2,462円)
11,743円
(2,110円
500kWh 18,270円
(4,150円)
14,912円
(-1,195円)
14,701円
(1,121円)
14,193円
(2,727円)
17,611円
(3,944円)
14,743円
(1,938円)
15,743円
(2,401円)
15,743円
(2,781円)
14,679円
(2,550円)
600kWh 21,925円
(4,747円)
17,895円
(-1,610円)
17,641円
(1,133円)
17,032円
(3,222円)
21,133円
(4,621円)
17,692円
(2,017円)
18,892円
(2,593円)
18,892円
(3,099円)
17,615円
(2,990円)
700kWh 25,579円
(5,344円)
20,877円
(-2,026円)
20,581円
(1,145円)
19,870円
(3,716円)
24,655円
(5,297円)
20,640円
(2,095円)
22,040円
(2,786円)
22,040円
(3,418円)
20,551円
(3,430円)
800kWh 29,233円
(5,941円)
23,859円
(-2,441円)
23,521円
(1,157円)
22,709円
(4,211円)
28,178円
(5,973円)
23,589円
(2,174円)
25,189円
(2,979円)
25,189円
(3,736円)
23,487円
(3,870円)
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州
100kWh 3,654円
(522円)
2,982円
(-669円)
2,940円
(-183円)
2,839円
(87円)
3,522円
(274円)
2,949円
(918円)
3,149円
(1,073円)
3,149円
(1,112円)
2,936円
(2円)
200kWh 7,308円
(1,662円)
5,965円
(-586円)
5,880円
(359円)
5,677円
(830円)
 7,044円
(1,335円
5,897円
(1,403円)
6,297円
(1,611円)
6,297円
(1,694円)
5,872円
(744円)
300kWh 10,962円
(2,670円)
8,947円
(-704円)
8,821円
(767円)
8,516円
(1,496円)
10,567円
(2,306円)
8,846円
(1,781円)
9,446円
(2,015円)
9,446円
(2,143円)
8,808円
(1,374円)
400kWh 14,616円
(3,267円)
11,930円
(-1,120円)
11,761円
(779円)
11,355円
(1,990円)
14,089円
(2,982円)
11,795円
(1,860円
12,595円
(2,208円)
12,595円
(2,462円)
11,743円
(1,813円)
500kWh 18,270円
(3,864円)
14,912円
(-1,536円)
14,701円
(791円)
14,193円
(2,485円)
17,611円
(3,658円)
14,743円
(1,938円)
15,743円
(2,401円)
15,743円
(2,781円)
14,679円
(2,253円)
600kWh 21,925円
(4,461円)
17,895円
(-1,951円)
17,641円
(803円)
17,032円
(2,980円)
21,133円
(4,335円)
17,692円
(2,017円)
18,892円
(2,593円)
18,892円
(3,099円)
17,615円
(2,693円)
700kWh 25,579円
(5,058円)
20,877円
(-2,367円)
20,581円
(815円)
19,870円
(3,474円)
24,655円
(5,011円)
20,640円
(2,095円)
22,040円
(2,786円)
22,040円
(3,418円)
20,551円
(3,133円)
800kWh 29,233円
(5,655円)
23,859円
(-2,782円)
23,521円
(827円)
22,709円
(3,969円)
28,178円
(5,687円)
23,589円
(2,174円)
25,189円
(2,979円)
25,189円
(3,736円)
23,487円
(3,573円)
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州
100kWh 3,654円
(236円)
2,982円
(-1,010円)
2,940円
(-513円)
2,839円
(-155円)
3,522円
(-12円)
2,949円
(918円)
3,149円
(1,073円)
3,149円
(1,112円)
2,936円
(-295円)
200kWh 7,308円
(1,376円)
 5,965円
(-927円) 
5,880円
(29円)
5,677円
(588円)
7,044円
(1,049円)
5,897円
(1,403円)
6,297円
(1,611円)
6,297円
(1,694円)
5,872円
(447円)
300kWh 10,962円
(2,384円)
8,947円
(-1,045円)
8,821円
(437円)
8,516円
(1,254円)
10,567円
(2,020円)
8,846円
(1,781円)
9,446円
(2,015円)
9,446円
(2,143円)
8,808円
(1,077円)
400kWh 14,616円
(2,981円)
11,930円
(-1,461円)
11,761円
(449円)
11,355円
(1,748円)
14,089円
(2,696円)
11,795円
(1,860円
12,595円
(2,208円)
12,595円
(2,462円)
11,743円
(1,516円)
500kWh 18,270円
(3,578円)
14,912円
(-1,877円)
14,701円
(461円)
14,193円
(2,243円)
17,611円
(3,372円)
14,743円
(1,938円)
15,743円
(2,401円)
15,743円
(2,781円)
14,679円
(1,956円)
600kWh 21,925円
(4,175円)
17,895円
(-2,292円)
17,641円
(473円)
17,032円
(2,738円)
21,133円
(4,049円)
17,692円
(2,017円)
18,892円
(2,593円)
18,892円
(3,099円)
17,615円
(2,396円)
700kWh 25,579円
(4,772円)
20,877円
(-2,708円)
20,581円
(485円)
19,870円
(3,232円)
24,655円
(4,725円)
20,640円
(2,095円)
22,040円
(2,786円)
22,040円
(3,418円)
20,551円
(2,836円)
800kWh 29,233円
(5,369円)
23,859円
(-3,123円)
23,521円
(497円)
22,709円
(3,727円)
28,178円
(5,401円)
23,589円
(2,174円)
25,189円
(2,979円)
25,189円
(3,736円)
23,487円
(3,276円)
東京 北海道 東北 北陸 中部 関西 中国 四国 九州
100kWh 3,654円
(-50円)
2,982円
(-1,351円)
2,940円
(-843円)
2,839円
(-397円)
3,522円
(-298円)
2,949円
(918円)
3,149円
(1,073円)
3,149円
(1,112円)
2,936円
(-592円)
200kWh 7,308円
(1,090円)
5,965円
(-1,268円)
5,880円
(-301円)
5,677円
(346円)
7,044円
(763円)
5,897円
(1,403円)
6,297円
(1,611円)
6,297円
(1,694円)
5,872円
(150円)
300kWh 10,962円
(2,098円)
8,947円
(-1,386円)
8,821円
(107円)
8,516円
(1,012円)
10,567円
(1,734円)
8,846円
(1,781円)
9,446円
(2,015円)
9,446円
(2,143円)
8,808円
(780円)
400kWh 14,616円
(2,695円)
11,930円
(-1,802円)
11,761円
(119円)
11,355円
(1,506円)
14,089円
(2,410円)
11,795円
(1,860円
12,595円
(2,208円)
12,595円
(2,462円)
11,743円
(1,219円)
500kWh 18,270円
(3,292円)
14,912円
(-2,218円)
14,701円
(131円)
14,193円
(2,001円)
17,611円
(3,086円)
14,743円
(1,938円)
15,743円
(2,401円)
15,743円
(2,781円)
14,679円
(1,659円)
600kWh 21,925円
(3,889円)
17,895円
(-2,633円)
17,641円
(143円)
17,032円
(2,496円)
21,133円
(3,763円)
17,692円
(2,017円)
18,892円
(2,593円)
18,892円
(3,099円)
17,615円
(2,099円)
700kWh 25,579円
(4,486円)
20,877円
(-3,049円)
20,581円
(155円)
19,870円
(2,990円)
24,655円
(4,439円)
20,640円
(2,095円)
22,040円
(2,786円)
22,040円
(3,418円)
20,551円
(2,539円)
800kWh 29,233円
(5,083円)
23,859円
(-3,464円)
23,521円
(167円)
22,709円
(3,485円)
28,178円
(5,115円)
23,589円
(2,174円)
25,189円
(2,979円)
25,189円
(3,736円)
23,487円
(2,979円)
わかったこと
  • 燃料費調整額の追加調整の影響があり、北海道を除くすべてのエリアで地域電力会社と比べた電気料金のメリットはほとんどなし

基本料金0円のシンプルな料金体系!ONEでんきに乗り換えて電気代の節約!

③燃料費調整金額について

ここまで、ONEでんきの料金について、①基本料金と②電力量料金に着目して、紹介してきましたが、次に③燃料費調整金額について紹介します。

燃料費調整金額とは、石炭や石油など火力発電に使用する燃料の価格変動に応じて、電気料金を調整する制度です。

燃料価格が上昇した場合には、電気料金へ調整価格を反映して、電気料金も上昇する構造になっています。(燃料価格が下落した場合は、電気料金も値下げとなる)

燃料費調整額を比較検討する上では、燃料費調整単価の上限有無が重要です。上限価格が設定されていない場合、原油価格の上昇が続いた際に燃料費調整額により電気料金も青天井で上昇してしまう可能性があるためです。

そして、ONEでんきの約款を確認すると、燃料費調整単価の上限は設定されていません

現在、ウクライナ問題の影響もあり原油高の状況になっていますが、この状況では上限有無の違いによって2,000円以上の価格差が生じており、いくら基本料金や電力量料金が安くても、それらをすべて帳消しにしてしまうほど、影響力が強いです。

そのため、燃料調整単価の上限が設定されていないONEでんきの契約は、現在の状況ではやめた方がいいと言えます!

燃料費調整単価の詳細について、詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください!

10月分
【2022年10月分】燃料費調整単価の金額は?上限撤廃の影響はどの程度?2022年10月の最新の燃料費調整単価及び上限撤廃の影響の大きさについて紹介します。...

他の新電力会社との比較

ここまで、ONEでんきの料金について紹介してきましたが、燃料費調整額の追加調整により、地域電力会社と比べて、価格メリットがないということがわかりました。

加えて、ONEでんきは燃料費調整単価の上限が設定されていないため、電気料金がそこまでお得とは言えません

しかし、他の地域においてはより割安な新電力サービスがあり、全国の現在価格設定の中でおすすめ電気会社は以下の通りです!

現在の市況では、燃料費調整単価の上限を設定している電力会社が特におすすめです。

エリア おすすめ電力会社
東京 ドコモでんき
北海道 ドコモでんき
東北 ドコモでんき
北陸 ドコモでんき
中部 ドコモでんき
関西 奈良電力
中国 ドコモでんき
四国 ドコモでんき
九州 ドコモでんき
沖縄 (調査中)

ドコモでんき、奈良電力については、以下記事からどうぞ!

ドコモでんきは安い?
ドコモでんきの料金は安い?メリット・デメリット、評判、口コミを紹介!NTTドコモが運営する新電力サービス「ドコモでんき」について、詳しく解説。dポイント還元が魅力的です!...
奈良電力は怪しい?
奈良電力(ならでん電灯A)は怪しい?料金、評判、口コミを紹介!関西エリア最安のシンプルな料金体系が特徴の新電力サービス「奈良電力(ならでん電灯A)」について、詳しく解説します。...

ONEでんきの電気料金以外の特徴

ここまで、ONEでんきの電気料金に着目した特徴を見てきましたが、電気料金以外の特徴を紹介します。

電気料金以外の特徴
  • 解約料金も0円で、嫌ならすぐに解約可能

以下で、それぞれ詳しく見てみます。

解約料金も0円。嫌ならすぐに辞められる

0円でんきは、途中解約料金や違約金が一切かかりません

そのため、サービスを使い始めてみて不満があれば、すぐに無料で別の電気事業者に切り替え可能です。

この柔軟性の高さも無駄で納得しがたい違約金を取られることがなく、非常に好感度が持てますね。

ONEでんきの注意点

チェック

ここまで主にONEでんきの長所についてみてきましたが、注意点についても説明します。

  • オール電化は未対応

それぞれ、以下で詳しく見てみます。

オール電化は未対応

オール電化とは、通常はガスを利用する調理や給湯等を含め、家庭で必要となるエネルギーをすべて電力で賄える住宅の事です。

ONEでんきですが、残念ながらオール電化住宅には対応していないため、この場合別の電力会社と契約する必要があります。

ONEでんきの口コミは?

実際にSNS上で、ONEでんきを使用している方の口コミや評判を確認してみましたが、特に見つかりませんでした。

サービスに関する不満等もありませんでしたので、問題なく使用できていると想定されます。

ONEでんき(フリープラン)の申し込み方法

申し込み

ONEでんきの申し込みに必要な書類や申し込み方法を説明します。

まず申し込みに必要な情報は以下の通りとなります。

  1. 供給地点特定番号
  2. 現在ご利用の契約プラン
  3. ご契約容量
  4. お客様番号
  5. お客様基本情報(住所、メールアドレス等)

お客様基本情報以外は、検針票や契約電力会社のマイページから確認できますので、こちらを参考に入力してください!

検針票

申し込みについては、以下のHPから可能ですので、こちらからどうぞ!

基本料金0円のシンプルな料金体系!ONEでんきに乗り換えて電気代の節約!

ONEでんきは燃料費調整額の追加調整に注意が必要です

コイン

当記事でONEでんきの特徴について紹介してきましたが、改めて掲載すると以下の通りとなります。

メリット
  • 基本料金は0円で、電力量料金もシンプルでわかりやすい料金体系
  • 解約料金も0円
  • 沖縄除く全国で契約可能
デメリット
  • オール電化は未対応
  • 燃料費調整額の上限は撤廃
  • 燃料費調整額の追加調整制度を開始したことで、地域電力会社と比べた電気料金のメリットなし!

特に、基本料金0円でシンプルで非常にわかりやすい料金体系が特徴です。

しかし、燃料費調整額の追加調整を開始したことにより、原料高の現在は地域では、電気料金の節約にはならない状況です。

加えて、燃料調整単価の上限が設定されていないため、現在の市況においては地域電力会社より割高になる可能性が高く、ONEでんきの契約はおすすめできません!

現在の市況では、燃料費調整単価の上限を設定している電力会社が特におすすめです。

エリア おすすめ電力会社
東京 ドコモでんき
北海道 ドコモでんき
東北 ドコモでんき
北陸 ドコモでんき
中部 ドコモでんき
関西 奈良電力
中国 ドコモでんき
四国 ドコモでんき
九州 ドコモでんき
沖縄 (調査中)

ドコモでんき、奈良電力については、以下記事からどうぞ!

ドコモでんきは安い?
ドコモでんきの料金は安い?メリット・デメリット、評判、口コミを紹介!NTTドコモが運営する新電力サービス「ドコモでんき」について、詳しく解説。dポイント還元が魅力的です!...
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奈良電力(ならでん電灯A)は怪しい?料金、評判、口コミを紹介!関西エリア最安のシンプルな料金体系が特徴の新電力サービス「奈良電力(ならでん電灯A)」について、詳しく解説します。...